EVOLUTION GEAR Trijicon ACOG TA31 ECOS 4x32 スコープ RMRドットサイト
2021年度版のEVOLUTION GEAR製、Trijicon ACOG TA31タイプのレプリカスコープ。カラーはブラックとタンカラーの2種。両カラー共につや消し仕上げで質感はなかなか良い。
パッケージ内容は本体、キルフラッシュ、ドットサイトカバー、ドットサイト用ピカティニーローマウント、取説、クリーニングクロス。
付属のキルフラッシュを装着。キルフラッシュは少しガタついで斜めになるので、気になる場合はマウント側に紙やテープなどを短く切ってスペーサーにするとよいだろう。
4倍固定スコープにマイクロドットサイトが搭載される形。RMRタイプのドットサイトは側面に輝度調整ボタンがついて便利になった。
各所刻印も心配になるほどにリアル。
エレベーション、ウインデージダイヤルはキャップを外せば手回しできるダイヤル式。キャップの紛失防止ワイヤーもついている。
スコープのレティクルはこんな感じ。集光ファイバーによりレティクル中央が点灯するが、これが意外なほどに明るく発光する。室内などでも十分な発光量で見やすい。レティクル発光カラーはレッドとグリーンが選べる。
ただ基本的なレンズ性能はレプリカスコープといった感じで解像度や明るさはそれほど期待しないほうが良いだろう。
また、この手のプリズムスコープ全般の特徴としてアイレリーフが短いという点が挙げられる。本スコープもスペック上で38mmというアイレリーフ距離で、シューティンググラス程度であれば問題なく覗けるが、大きめのゴーグルだと接眼レンズ側に干渉する場合がある。
視度調整機能がないので、使用者に合わせたピント調整ができないのはこのタイプの弱点。
ドットサイトはRMRタイプ。レンズは上側がやや青みが強いが、昔のレプリカドットと比べたらずいぶんとクリアになった印象だ。若干ファイバーチューブが視界に入るが実用上はそれほど問題なし。
ドットサイトの電池はCR2022 x 1個。2つのネジを取り外して底部のシートをはずし、電池をセットする。
ドットは意外なほどに綺麗な点灯。ただ、エッジにLEDが反射しやすい。側面の+ボタンを長押しで点灯、+と-ボタン両長押しで消灯で誤動作がなくてよい。輝度は側面ボタンで調整可能で十分な明るさもあるが、ドットの上下左右調整が微妙に難しい。
実測重量は463g。
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★2021年モデル★【 EVOLUTION GEAR製 】Trijicon ACOG TA31 ECOS 4x32 スコープ RMRドットサイト 搭載
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