STORY TIME : ウォンテッド「古代の殺し屋」
名作ミリタリー、アクション映画に登場する銃器やアイテムをマニアックにイラストで紹介。
第137回は2008年公開、アンジェリーナ・ジョリー出演の『ウォンテッド』。マーク・ミラーの同名のコミックスの映画化。秘密結社ザ・フラタナティの殺し屋達の弾道を曲げて相手を倒すという射撃法は実銃、トイガン問わず世界中で試してしまう人が続出した。
イラスト&文章 牟田康二
ウォンテッド (2008年)
ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)は、自分の人生の何もかもにウンザリしている平凡な若者。変化のない仕事には行き詰まり、ガールフレンドは彼を捨て親友のもとへ去ってしまう始末。彼には、人生の不運に耐え抜くための「何か」が欠如しているのだ。 しかし、謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)との出会いにより全てが激変する。 ギリシャ神話の時代から、神に代わって「運命の意志」を実践してきた秘密のフラタニティ(暗殺組織)の王位継承者が、なんと彼自身であると云う・・・。 ウェスリーは今や自らの新しい立場を受け入れなくてはならない。 そして、「墜落」、「私欲」、「裏切り」が渦巻く世界で闘い抜くだけの潜在能力を覚醒させる必要に迫られる。
2024/07/24
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