Ops-Core FAST Base Jump ミリタリーヘルメット レプリカ
未来的なフォルムがカッコイイ、
Ops-Core FAST Base Jump ミリタリーヘルメットのレプリカが発売され始めたので、
模型パドックの通販にて購入。
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現在、軍隊におけるヘルメットとは主に戦場で爆発物の破片から頭部を守るために使用されている。米軍においてはベトナム戦争まではスチール製の素材が使用されていたが、80年代から
PASGTヘルメットが導入され、その進化形であるMICH系のヘルメット素材にはアラミド繊維を含む樹脂を使用したものが主流になっている。防弾性能は主に拳銃弾を防げる程度となっているが、将来的にライフル弾にも耐えうるヘルメットが配備されるとの話もある。
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しかしながら、これらの正規軍に使用されるヘルメットは重く、PASGTでは約1.6Kgとなる。このため、パラシュート降下やロープ降下などを行うPJや、素早い展開を要求される特殊部隊では軽量なヘルメットが使用されるケースもあった。
これの先駆けと言えるのは1993年のソマリア内戦に投入された米陸軍特殊部隊デルタフォースが使用していたPROTECヘルメットだろう。スケートやスノーボードに使用されるスポーツ用の軽量樹脂製ヘルメットだ。
米Ops-Core社は米国のヘルメットメーカーで、各種軽量なミリタリーヘルメットを製造している。

ナイトビジョンゴーグルを装着可能なベースがヘルメットと一体になっている。
ナイトビジョンに引っかけて安定させるためのバンジーゴムを装備している。

ピカティニーレールのアダプタが付属する。これらのマウントによりライトや、
GoPro HDや
CONTOURといった小型ビデオカメラ装着することが容易だ。レールアダプターはややロックの確実性に欠け、ヘルメット本体にカチリと収まらなかったが、スペーサーや本体側の穴の大きさを加工して調節すれば問題なさそう。

耳の周辺が大きくカットされているので、コムタックのイヤマフとの相性も抜群。
Z-TACTICAL ComTac2タイプへッドセット
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後頭部にはライナーを調節するためのダイヤルがある。このダイヤルを時計回りに回せば内部のライナーが締まってフィットする。
シェルにはベルクロが貼り付けてあり、ミリパチやストロボなどを簡単に貼り付け可能。
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内部は発泡スチロールと柔らかいクッション素材のが貼り付けてある。いくつかの大きさの内部クッションパーツが付属するので、好みに合わせて位置を張り替えることができる。
重量は実測で543g。シェルが軽量な樹脂製なのでとても軽い。
カラーはブラック、タン、マルチカムの3種類がある。
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米軍のPJ(パラシュート降下救難員)達や、米海軍特殊部隊ネイビーシールズも訓練で
Ops-Core FAST Base Jump ミリタリーヘルメット使用しているとか。
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SATマガジン2011年11月号の表紙にも
Ops-Core FAST Base Jump ミリタリーヘルメットを使用している写真があり、特集記事として掲載されている。
マルチカムやA-TACS、最新のデジタルカモフラージュとの相性はバッチリ。
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チームメイトで実物とこのレプリカ両方買ったメンバーがいて比べてみたけどかなり良くできている、と評価が高かった。
このレプリカ、なんと言っても価格が安いのが魅力で、実物だと3~4万円くらいのところを6~8千円程度で購入できるので、塗装したりサバゲでガンガン使うにはもってこいのオススメ最新型ヘルメットだ。
また、同じOPS-COREタイプのバリエーションで FAST Carbonヘルメットもある。実物はカーボン素材のシェルを使用した7万円程度の高価なものだが、これも1万円程度のレプリカが発売されている。
2010/12/03
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