ハイテック X1 NANO プレミアム ACバランス充・放電器
ハイテックのバッテリー充電器に新型のX1 NANO プレミアムが2021年9月4日に発売されたので紹介しよう。
手のひらサイズのハイテク充電器
パッケージ内容は充電器本体、電源コード、接続ケーブルと取扱説明書。
本体は手のひらサイズで持ち出しも楽々。
接続ケーブルはTコネクター、XT30、ワニ口、バナナプラグの4種。
ケーブルの本体接続側はXT60コネクター(メス)になっている。黄色のXT30と比べるとかなり大きめのコネクターだ。
天面に表示パネルと操作スイッチ類がある。綺麗なディスプレイパネルだ。
左側面に電源コネクターと冷却用ファンがある。電源はACとDCの両方に対応。
右側面にはバッテリー接続端子がある。XT60端子に付属の接続ケーブルをつなぐ。中央がバランスコネクターで、6セルまで対応。
AC電源部に最先端の「GaN」窒化ガリウムチップを採用しており、温度上昇を最小限に抑えてより多くの電力を供給可能なのだそう。
超低オン抵抗の新世代MOSFET採用で、電力出力の整流損失を大幅に低減しコンバーターの効率を高め電源の発熱を抑えているそう。
面白い機能としてBluetoorh 5.0を搭載し、専用アプリで充電をコントロールできる。
充放電モードは、充電、バランス充電、急速充電、放電、ストレージの5種。
実際に充電してみた
実際にアプリをスマホにインストールして、電動ガンのリポバッテリーを繋いで充電してみる。
画面表示がちょっとハイテクな感じ。専用アプリはタッチ操作なので、セル数や充電電流の設定が本体のボタン操作より楽。少し離れていても充電状況がスマホの画面で確認できるというのも便利かも。
充電状況が電池アイコンのインジケーターと%で表示されるのもわかりやすいと感じた。
アプリはパスワード機能もあるので、第三者のアクセスも防げ、プログラム機能があるので頻度の高い充電モードをアプリに登録しておけばすぐに充電開始できる。
XPOWER シリーズ バッテリー
ハイテックの電動ガン用バッテリー、XPOWERシリーズ。7.4V、11.1Vのリポバッテリーのほか、ミニS、AKスティックとサイズが同じニッケル水素バッテリーもラインアップしている。
X1 NANO プレミアム 基本スペック
対応バッテリー | Li-Po、Li-Fe、Li-Ion、Li-HV、Ni-MH、Ni-Cd、PB(鉛) |
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対応セル数 | Li-Po / Li-Fe / Li-ion / Li-HV : 1~6セル 、 Ni-MH / Ni-CD : 1~15セル 、PB : 2~20V |
入力電圧 | AC 100V~240V(最大 0.96A)50Hz-60Hz DC 10~30V(最大 11A) |
充電電流 | 0.1A~10.0A(最大 AC 50W ・ DC 200W) |
放電電流 | 0.1A~2.0A(最大10W) |
寸 法 | 112 × 75 × 38 mm |
重 量 | 237.7 g |
最先端チップ「GaN」窒化ガリウム搭載
AC電源部に最適な放熱技術を凝縮した最先端「GaN」窒化ガリウムのチップ採用。温度上昇を最小限に抑え、より多くの電力をこれまで以上に供給し充電ができます。
電力効率と熱管理に新世代 MOSFET搭載
超低オン抵抗の新世代 MOSFETを採用した「X1 NANO PREMIUM」は電力出力の整流損失を大幅に低減しコンバーターの効率を高め、電源の発熱を最小限に抑えます。
コンパクトサイズで最大200Wのハイパワー
ポケットに収まるコンパクトサイズでAC充電は50Wを供給し、DCでは最大出力200Wのハイパワー充電。
快適な操作性と美しいVAディスプレイ
3つのボタンは反応も機敏、シンプルな操作性で扱いやすい。バックライト付きの2.4インチVAディスプレイですべての情報が一目瞭然。
転送速度が2倍になったBluetooth 5.0搭載
専用アプリで素早くスマートフォンでのコントロールが可能。
便利な機能で操作性UP専用アプリ「Hitec LinkPower X JPN Ver」
QRコードを読み取り充電を開始する「SCAN TO GO」や充電や放電の完了を自動的にプッシュ通知でお知らせする機能で操作性がアップ。
撮影協力:ハイテックマルチプレックスジャパン
関連リンク
HiTEC X POWER R-SPEC 7.4V Li-Po バッテリー