VRシューティングゲーム VAR BOXを体験してみた!

VRシューティングゲーム VAR BOXを体験してみた!

2019年7月3日、東京秋葉原のアキバベースにて行われたVRシューティングゲーム、VAR BOX体験会の模様をレビュー。

VAR LIVE JAPAN 代表取締役の佐藤正孝氏
この日はメディア向けの体験会ということで、VAR LIVE JAPAN 代表取締役の佐藤正孝氏より説明があった。また、香港のVAR LIVE Gloval Limitedの方々も来日していた。

アップライト筐体
狭い場所でも設置できるスリムなアップライト筐体。高さ2m、奥行き81cm、幅74cm。上部には2か所のセンサーが付いていて、ゴーグルやシューティングデバイスの位置や方向を捉えている。もう一回り大きいVAR BOX MAXという筐体もある。

専用アプリ
ゲームを行うには専用アプリのインストールが必要。ゲーム開始前に画面に表示されるQRコードを読み取ってプレイヤー登録する。またランキングや自身のプレー記録なども閲覧できる。

コイン挿入口
筐体側面にはコントロールボタンと射撃デバイス、コイン挿入口がある。1ゲームのプレー料金は300円とのこと。

専用のマスク
専用の黒猫マスクをしてからゴーグルを装着。ゴーグルにはヘッドフォンのようなものはなく、筐体からのスピーカー音でゲームを行う。視度調整などはついていなかったが、ヘッドバンドの締め込み具合で調整できた。

射撃デバイス
射撃デバイスはハンドガンタイプ。上部のピカティニーレールにセンサーが付いている。またトリガーは軽く、射撃するとカコンと軽い振動があり、VR空間だと撃っている感触が増幅される印象だった。

都市迷彩グローブにグロック
VR空間ではこのように都市迷彩グローブにグロックのような銃が表示されている。また銃口からはレーザーのような線が出ており、エイムは容易。エイムの追従速度や精度も十分と感じた。
装弾数は12発で、銃口を下に向ければリロードする。もちろん残弾がある状態からのタクティカルリロードも可能だ。

DOUBLE TAP
ゲームの種類は、ターゲットシューティング型の『DOUBLE TAP』、マルチ対戦型(4~10名)の『OVER KILL』の2つ。
プレーヤー同士でスコアを競ったり、ネットワークを通じて他店のプレーヤーと戦うこともできるそう。

ボスゲリラとウピウピ隊
この日はボスゲリラとウピウピ隊がホストとなり、来場したゲストのメディアへデモンストレーションを行った。

みさみさ
さすがに慣れた感じで装具を付けるウピウピ隊のみさみさ。ハイスコアを叩き出していた。


IPSCターゲットやフォーリングプレート
IPSCターゲットやフォーリングプレートを次々と倒す『DOUBLE TAP』。的を外さなければコンボボーナスがある。上部に浮かぶオレンジ色のマークをエイムするとそちらへ移動できる。

女子サバゲーマー
この日は女子サバゲーマーも多く招待されていた。左から滝澤いしす、こんちゃん、ぴっちょりーな。

シューティングスタイルが本格的
さすがぴっちょ、シューティングスタイルが本格的。

叫びながら射撃
いしすは叫びながら射撃を楽しんでいた。

VAR BOXを楽しんでいた
みなさんVAR BOXを楽しんでいたぞ。

VAR BOXをプレーした感想

この日は残念ながら対戦型のOVER KILLは実装されておらず、DOUBLE TAPの中から2ゲームほどプレーしてみた。ひとつは50体のゾンビをすべて撃つゲーム、もう一つは人質を撃たずに悪者ターゲットを撃つゲーム。
360度全方位がバトルエリアという没入感はとても楽しい。
VRゲームというと、反応速度や精度が気になるところだが、ほぼ遅延もなく自分が狙った通りに当てられた。レーザーサイトが出ているのもわかりやすい。

ゲーム空間内での移動もでき、ターゲットの撃ち残しを探してさまよったりすることもあった。
ゲームは基本的にゾンビや人物のイラストが描かれたペーパーターゲットのようなオブジェクトを撃つのだが、もっとターゲットにバリエーションがあっても良いかと感じた。

あとは家庭用ゲーム機とどう差別化を図るのか、というところも気になる部分だ。リアルなFPSの通信対戦やVRデバイスはすでに家庭用ゲーム機でも人気のカテゴリ。お店に足を運んででもこのゲームをやりたいと思わせる仕組みをどうするのか? この辺りは開発・運営会社に期待したいところだ。

エアガンとは異なり、BB弾を発射しないので、いろんな方向に銃口が向くのは最初驚いたが、ある意味安全なので、バーなどのお酒が飲めるお店でも泥酔しない限りは楽しめるというメリットがある。
アプリと通信によるランキングも今どきの機能といった感じで、将来的にはスコアやレベルに応じて武器をアップグレードやカスタム出来る機能も検討されているそう。

eスポーツが盛り上がりを見せる中、VAR BOXにも期待が高まる。
現在は東京秋葉原のアキバベース、目黒区のバーストヘッドに設置されているのでぜひ体験してもらいたい。
その他のロケーション情報は公式サイトからどうぞ。

VAR BOX JAPAN
https://www.varlivebox.com/japan


2019/07/12


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