ビクトリーショー ぶらり一人歩き 2022年5月【イベント レビュー】
レポート:伊部 好乃輔
大台まで、あと一つ。第99回ビクトリーショーが5月1日(日)に東京・浜松町で開催されました。当日は午後から雨となりましたが、3年ぶりのコロナ規制がないGWということで、会場内は大盛況でした。あまり天気が良くない予報だったので、レジャーではなく、こちらに来たという方も多そうですね。
ということで、ビクトリーショーの内容を駆け足でご紹介していきます。
BURST-HEAD
Classic Army M133用の各種オリジナルパーツを製作しているバーストヘッドでは、FLYCAM Galaxy製のビデオカメラ用のスタビライザーにM133をマウントするパーツを製作。
スタビライザーアームで重いM133も安定して構えられます。このFLYCAM Galaxyのスタビライザーはベストとアーム一体型なのです。
Military Shop TORAYAMA
カスタム電動ガンからホルスターなどの装備、周辺アイテム満載のTORAYAMA。彼女とじゃんけんして勝つとフルカスタムが安くなるそうです。
Gunsmith BATON
映画「ジョン・ウィック」モデルのCO2 GBBのBS-COMBAT MASTERが発売になりました。
以前、レビューしたロシアのサブマシンガン、PP-2000の民間バージョンのOTs-126OTs-126 CO2GBBです。カービン化し、ストックにリトラクタブルを採用しています。
右からAPS airsoftのAK74とクリンコフのエイジング加工された「Battleworn」の電動ブローバック、MODFY STEYR SCOUTボトルアクションライフル、KING ARMS BLACK MAMBA CO2GBBなどイベント価格で販売されていました。
松栄
世界初のセミフル切り替えモデルでアサルトライフルの原点というべきドイツのFG42の後期型が精巧なモデルガンで夏発売予定です。奥が前期型で手前2丁が後期型です。違いがわかりますか?
GUN'z GLOVA
Raptor製の、BBガスグレネード用の連発ランチャー、GM-94を展示!
装弾数はBBガスグレネード3発になります。
トップのカバーを開き、BBガスグレネードを上からショットガンのように3発装填します。
バレル部分を前方にスライドさせるとBBガスグレネードが上から写真の状態に装填されます。あとはトリガーを引くだけです。ポンプアクションを繰り返すと撃ち終わったBBガスグレネードは下に排莢され、上から新たなBBガスグレネードが装填されます。すごいメカです。
GUN'z GLOVAさんのブースに展示されていたGM-94 連発ガスグレネードランチャー。チューブ式弾倉に3発入るそうです。#Vショー #ビクトリーショー pic.twitter.com/CIBgfKr9jv
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) May 13, 2022
BARRY'S CUSTOM PEW PEW GUN SHOP
フルスクラッチの電動ガン、ロシア・SKSシモノフライフルです。完成品、キットでの受注生産販売になります。
ボルトを引くとホップダイヤルが現れます。ドラグノフの電動ガンのメカ、チェンバーを利用しているそうです。
実はBARRY'S CUSTOM PEW PEW GUN SHOPはカスタムガンコンテスト 2020 銀賞のバリーさんのブースでした。コンテストに応募したSKSは写真を元に製作したため、実銃より3割増サイズだったそうです。このコンテスト後、ハイパー道楽をみた方が実物無稼働銃を貸してくれて、実銃から採寸できたため、リアルサイズに仕上げることができたそうです。
MILIDECO
マルゼン、KSC用のM11スタイルアップパーツです。M11フロントキット、リアキット、さらにリアキットに装着できるオリジナルフォールディングストックを組み込んだスペシャルM11です。
光学サイトの搭載、11mm正ネジ対応のトレーサー装着可能となっています。リアキット、ストックはカーボンファイバー入りの樹脂製で強度も問題ありません。
小松製作所
カスタムガンコンテストでも応募してくれた各種木製銃です。外観だけのものあれば、マガジンが着脱できるもの、ボルトまで分解できる精巧なものまであります。イベントでは展示のみでした。
リアルウッドですが、おそらく初のリアルサイズのモデルアップとなる20式小銃です。
フロンティア
赤羽のフロンティアにはマック界さんと上矢ゆいさんがシューティングレンジを設置し、APSカップの体験射撃を開催していました。
NOVEL ARMS
高品質でコストパフォーマンスに優れた光学機器メーカーのノーベルアームズ。こちらは実物です。ELCAN、AIMPOINT、EO-TECHはどれも非常に高額ですが、イベントなら少しサービス価格になっていますので、欲しい方にはチャンスです。
ノーベルアームズのSURE HITシリーズなどの高品質光学機器類がイベントならではの訳あり品です。どれも驚きの特価でした。
東京キャロル / Nowell Strategic
以前、レビューした「STEALTH OPERATOR」ホルスターのNowell Strategicが東京キャロルのブースと合同で出店していました。
こちらは「Unobtainium Gear」のDR-LV(Dank Robber-Low-Vis)チェストリグです。正面のベルクロ合わせで両脇がマガジンポーチになっています。上着など着用すると目立たないコンシールドなリグです。
Unobtainium Gear SLEDS M4/ARマグポーチ。ゴムによりマガジンをしっかり保持するシンプルなデザインのマグポーチです。カーボンのプレートが挿入されており、形状の保持するだけでなく、先端がカーブしており、マグウェルにもなっています。
ゲンブンマガジン
往年の名作から新作まで源文漫画が読めるのは源文マガジンだけです。小林源文閣下自ら売子を務めています。購入者にはサインも入れてくれます。
次回、記念すべき第100回ビクトリーショーは9月25日(日)開催予定です。
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