トレーニング ウエポン フェスティバル 2022
2022年3月11日(金)、12日(土)に東京都 秋葉原UDXギャラリーLにて開催された第2回 トレーニング ウエポン フェスティバル の模様をレビュー。主催はNBORDE、イベントサポーターはPTWメーカーのSYSTEMA。来場者は2日間で約350人。
会場入り口には感染対策はもちろん、前回同様に海外パーツメーカーのバナーとともに、日本ユーザーへのメッセージやカスタムパーツ展示が行われていた。
Daniel Defense。新製品のR IIIシステムの動画も会場で公開されていた。
TWFで公開されたDaniel Defenseの新製品「R III レイルシステム」の動画です#ダニエルディフェンス #DD #Danieldefense #RIII pic.twitter.com/3xUuEgsYxe
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) March 12, 2022
Knights Armament
Troy Industries
MAGPUL
LMT
Mission First Tactical
SYSTEMA、NBORDEのブースでは新作のXM177E2 コンバージョンキットが展示されていた。
ディスプレイも雰囲気がある。
構成パーツの展示も。
今回のTWF2022で初めてジュラルミンレシーバーの展示が行われた。空撃ちもでき、その引き締まった射撃感はこれまでのNBORDEレシーバーの中でもかなり好印象だった。
独特のティアドロップ型フォワードアシストノブ。MOVEカスタムパーツのダミーボルトがシルバーになっているのもそれっぽい。
バランスの取れたXMのスタイルは時代を経ても色あせない魅力がある。
PTW INFINITYのギアポックスの作動カッタウェイが展示されていた。改めてその小ささに驚く。
PTW INFINITYのギアボックスとモーターはこんなに小さくて、まるで魔法。 pic.twitter.com/5vbcN1v9nV
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) March 12, 2022
INFINITYのアルミ製のギアボックスVer.がカラーアルマイトされて限定発売されるそうだ。
開発段階のINFINITYギアボックスの変遷。実際にはもっと多くのバージョンがあるそうだが、大まかに4種が展示。世界初のギアボックス内蔵型ブラシレスモーター採用、その苦労が垣間見えるようだ。
MOVEのブース。INFINITYの箱が壁一面に並べられている。
システマ純正INFINITYバッテリー。
NOVESKE N4 DEVGRU。アメリカ海軍特殊部隊SEALsのDEVGRUが使用するHK416の後継モデルとされるのがこのN4。
F1 FirearmsのINFINITY。グリップのスカスカが素敵。
搭載されるTrijicon ACOG TA33も凄かった。
各種アウターバレルやグリップ、ダミーボルトなどが展示されていた。
Gunsmith NBABA
ZpartsのガイズリーSMRハンドガード
HAO製と比べてみると微妙にカラーが異なる。実物でもバージョンやロットによってカラーが異なり、好みの色が選べるのは嬉しい。
HAOのINFINITY用セレクターレバー。
このAR15バージョンはマグネットでスチールカバーを固定する仕組み。質感が良かった。
HAOのセレクター連結強化ギア。アンビセレクターにしている人には魅力的。
従来型PTWのセクター歯3枚カットのトレポンが試射できた。この撃ち味が好きというユーザーは意外に多い。
MODEL SHOP PAPA
Bushmaster刻印のレシーバー!!
TROY刻印のレシーバー!! しかもINFINITY仕様。グリップはFAB AGF-43S折り畳み式。INFINITYならでは。
渋いハンドガードがたくさん。なんかこう、ラスベガスのSHOT SHOWのブースってこんな雰囲気なんだよね。
INFINITYのポロシャツとパーカー!! これはユーザーなら欲しくなるぞ!
OPTICS DEALER
なんとPTW無しでの展示。タナカのM700ベースのボルトアクションやGBBのARを展示していた。
こちらのF1もGBB仕様。ド派手な作動音を会場に響かせていた。
Big-Out
PTW HOPアジャスターJIG。PTWのホップパーツをPOM製のジグに固定し、作業がしやすくなるツール。2022年4月リリース予定。
PTWアップグレードノズルKit
従来のPTWノズルはBB弾との間に少し余裕があり、それがBB弾の保持にバラツキの原因になっていたそう。そこで真鍮製のパーツが埋め込まれ毎回定位置でBB弾をチャンバーにセットすることで弾道が安定するとのことだ。ノズルを延長したぶん、ピストンヘッド側にノズルがより多く引っ込むようになっていて給弾不良を解消している。
TRIGGER TIGER
F1レシーバーやTyrant Designsのグリップなど、カラフルなINFINITYが展示されていた。
スワロフスキーが埋め込まれたセレクター回りとか独自のピクトグラムとか、こういうのは本場アメリカでも人気のカスタムなんだよね。
3Dプリンタで作成されたチタン製のバッファチューブキャップ。収納式の取っ手が付いていてこれは便利!!
調整・交換可能なトリガー。
FCCのANGSTADT MDP-9のINFINITYが展示されていた。給弾性の良いマガジンリップ形状にすごく悩んだとのこと。
装備品の展示も。
DTNVG-14やPVS-14なのどNV、サーマルビジョンなどが展示されていた。
ルクセンブルクのACTinBLACKという光学機器メーカーのもので、米国のITARに影響されないそう。PVS-14にはクリップオンのサーマルが装着されている。
Juggernaut Case IMPCT。ミリタリーグレードのスマホケース。
MOLEに取り付けられるので両手が使えて便利。使用しないときは折りたたんでおけ、カメラレンズ部分が開いているので、ボディカメラとしても使用できる。
SUREFIREのウエポンライトがたくさん!! 新製品の一番小さいM140A Micro Scout Lightが欲しい!!
DIRECT ACTION、RAPTOR TACTICAL
GATORZ。各種アイウェアを展示。
シューティングレンズ Day & Low lightという紫色のレンズが凄い!!
射撃用クレー・シューティングターゲットのセンターに使用される「オレンジ色」「赤色」を強調する。色が濃い目のデイタイム、薄めのローライトの2種がある。
千葉のサバゲーフィールド、ユニオングループも出展。ユニオンスタジアムが4月3日にリニューアルオープン。貸し切りから始めてGW前には定例会も開催される予定とのことだ。
ユニオンスタジアムはバリケード盛り盛りのゴッツイCQBになりそう。
ユニオンスタジアムがリニューアルして4月3日にオープン!#ユニオン #サバゲー #スタジアム #ユニスタ pic.twitter.com/bn0Kx9ZRMx
— ハイパー道楽 (@hyperdouraku) March 12, 2022
今回も25mのシューティングレンジが設置され、PTW INFINITYと従来型のPTWの撃ち比べができた。
会場奥のステージでは自衛隊や警察でも講義されるゼロレンジコンバットの代表、稲川義貴氏が護身テクニックを披露していたぞ。
PTWカスタムコンテストも開催沢山。みんなのカッコいいPTWを見られて幸せ。参加作品と受賞作品は近日ハイパー道楽と3/27売りのピースコンバットにて発表&掲載予定。
コロナ禍で約3年ぶりの開催となったTWF。様々なご苦労があったかと思うが、今回の開催に漕ぎつけた関係各社の皆さま本当にお疲れさまでした!! そしてありがとう!!
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