ショットショーJAPAN 2023 春 ぶらり一人歩き
レポート:Sasugo
2023年5月27〜28日の2日間にかけて大阪は心斎橋にある「心斎橋サンボウル」にて、関西最大級となるミリタリー物販イベント「ショットショージャパン」の春の部が今年も開催された。
今回は取材の許可を得たので1日目の27日の様子からお届けしよう。
「GunsmithBATON」のブースでは自社製品とカスタムパーツの販売、今年発売される製品の展示もされていた。
5月21日にBATONから発売された「UDR-15 RYUSOKU-AEG」は、箱出しで流速ハイサイクルチューンが施されており、バッテリーは11.1V対応のカスタムコンプリートガンだ。今回はイベント価格での販売であったが、カスタム含めても昨今のエアガン本体価格ではかなり特価販売の印象だ。
他にもBATONでは映画「ジョン・ウィック」シリーズの4作目に登場モデルのCO2ガスガンとその別カラーモデルを展示していた。
「ノーベルアームズ」ではスコープやドットサイトなどの光学機器の販売。今回は2023年4月発売の新製品でショートスコープの『ABSOLUTE 1624 IR CQB』のF.D.E.カラーモデルも取り扱われていた。
「VOLK TACTICAL GEAR」では自社製タクティカル装備品の数々を販売。今回は新登場した高い収納力と拡張性を備えた大型GPポーチ「EXGP Pouch」の販売に、陸自迷彩柄の各種ギアも数年ぶりに復活しての販売とのこと。
「BURST-HEAD」ではボスゲリラ氏とMisanoさんが駆けつけ3Dプリンタ製オリジナルカスタムパーツの数々を販売。新製品にはP90にショットシェルを搭載できるシェルマグアダプターも取り扱われていた。
大阪日本橋にお店を構える「ガンショップ グルカ」では、ジャンク市として中古モデルガンやエアソフトガンに装備やパーツ類などの幅広い掘り出し物を販売しており、イベント開始とともに多くの来場者が駆けつけていた。
「ハートフォード」ではSAAを中心にモデルガン本体から各種パーツの特価販売に、新作発火式モデルガン「プロテクター・パームピストル」の試作機の展示があった。
パームピストルは手の中に収まるサイズで握りこむようにトリガーを押して内部のシリンダーが回転して発射する独特な機構の銃で、アメリカ版の.32口径のモデルアップでその機構含めて再現しているとのこと。2023年7月ごろ発売予定。
他にも展示品で3Dプリンタ造形の試作機の「コルトM1877ライトニング」も見せて頂いた。現在もヘビーウェイトモデルの量産体制の構築含めて鋭意制作中とのことで発売が待たれる。
「サージェンツ・ハート」では実物ダミーカートアクセサリーを販売。
実物カートをボールペンやキーホルダーにネックレス、さらにはピアスやライターの装飾としても活用したさまざまなアクセサリーがあった。
「宮川ゴム」ではハイブリッドパッキンの販売や、宮川ゴム搭載済のエアーコッキングハンドガンの販売もしていた。
SOCOM Mk.23専門のカスタムガンエンジニアである「ヒューイよし」氏が手掛けるのは、先ほどの宮川ゴムから提供されたパッキンを使用し、独自の静音カスタムを施工したSOCOMロングレンジカスタムおよび究極静音カスタムのデモ機やエアガン本体の販売などがあった。
大阪難波にある「トイガンショップLIBERATOR」ではガラガラくじ引きやサバゲーグッズの販売。他にもフカヒレ商会のグッズに中古エアガン本体の販売など多種多様なラインナップだった。
「残商店」では帝國陸軍などの軍装品や書籍を販売していた。
「明日香縫製」ではカミースなどの民兵系装備にあう縫製品などが取り扱われていた。
「臥龍商店」では海外製スポンジダーツ系エアガンを中心に販売。写真奥のバレットM82モデルは実際に排莢もできるのでそのギミックも楽しめるものだった。
「IGNITEchemicals」では自社製品であるエアガンカスタム用のグリスなどを販売していた。
「BCSミリタリーワールド」は滋賀県にあるガンショップでセラコートとガンコートを組み合わせた外装カスタムガンの販売をしていた。
「TEMPTALia」ではオリジナルデザインでPac生地を採用したアパレル商品の販売。他にも超撥水剤『UCHIKO』も販売していた。売り子には『すだちん。』氏が来場者と接客し盛り上げていた。
「GunShop撃頂天」ではエアガン本体からサバゲーグッズ各種の販売。他にもガラガラ抽選会も行われていた。
大阪のカスタムガンショップ「BL工房」ではカスタムコンプエアガンやカスタムパーツなどが取り扱われていた。
またTwitterを活用した連動企画で、その日のTwitterを見た人にはGATE製品などが特価価格で購入出来るサービスなどもあった。
大阪江坂にあるインドアフィールド「CQB Limited」ではフィールドを紹介するとともにガチャガチャや、オリジナルグッズも販売していた。
「RBT」では装備品の販売のほかに、コーヒーブランド「BULLET BEANS COFFEE」のコーヒー豆の販売やCOFFEEを試飲することができた。
キリマンジャロの豆を使用したホットコーヒーを実際にいただいてみたが、最初の口当たりは酸味の少なくしかしコクのある口当たりで、2口目には少し甘みを感じるおいしいコーヒーだった。
「SDT-WORKS」はネックレスツール販売や、演習用ナイフの展示もされていた。
「フォアサムトイズ」ではミリタリーワッペンや ステッカーなどを販売。他にも薪割りからブリーチングにも使えてアメリカ海兵隊が実際に使用しているマルチツール『ROGAN』も取り扱われていた。
「ガンモール大阪」ではS&Tを中心とした海外エアガン本体の販売や、大阪店の案内もしていた。
「オプション No.1」では電動ガン用ブラシレスモーター、バッテリー、充電器、カスタムパーツを会場特価で販売。
他にもオプション No.1では偏光機能が付いたサングラス「ZEQUE BUNNY WALK」が展示されていた。屋外で木々などからの反射光を防いで視認性を上げることができるもので、写真のようにサンプル品を実際の目で見ているよりもはっきりと色合いが出ている。
「S & Graf」では靴や迷彩服に装備品などサバゲー用品を販売・
「カンプバタリオン!!」ではドイツ軍装品を中心に軍服や装備、勲章、バッジ、ベルト、帽子などを販売していた。
ショットショージャパンの主催である「DSI Club」では護身用品やフラッシュライト、マルチツールなどをイベント価格で販売していた。
あとがき
今年もショットショージャパン春の部が無事開催された。今回はエアソフトガンメーカーの出店が少ない印象だったが、各ショップの新製品の販売や展示に新規ショップや数年ぶりのショップも参戦し、来場者も多く賑わい往年の活気を取り戻しつつあるように感じた。
関西でも古くから愛好家たちに愛されるショットショージャパンは、イベント特価品から掘り出し物もあり、なんだかんだでつい買ってしまうその魅力はいつも変わらないものだと思った。
ショットショージャパン主催 DSI Club
ホームページ:https://www.dsiclub.com/
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