東京マルイ フェスティバル マルフェス オンライン4 新製品
2021年4月23日夜に東京マルイの公式WEBサイトで公開された新製品を紹介します。
ハイパー道楽の予想はこちら。果たしてその結果は!!
グロック19 Gen4 ガスブローバック
新製品のひとつ目はグロック19 Gen4 ガスブローバック。順当です。10禁やエアコキではありませんでした。ガスブロです。
グロック19 Gen3同様15mm径のシリンダー採用、デュアルリコイルスプリング採用、Gen4タイプ大型マグキャッチ、Gen4タイプの滑り止めテクスチャ、エキストラクターは金属製の別パーツ、スライドカバープレートも実銃同様の樹脂製の別パーツ、バックストラップ交換可能、ホップアップはスライドを外さずに調整可能。
重量約650g、Gen3系マガジンと互換性あり装弾数22発。ただしG26のマガジンは短いので共有不可。2021年夏発売予定。価格未定。
ドットサイトのダイレクトマウントには触れられなかったので、外観の世代変更ということになる。
MP5A5 次世代電動ガン
そして二つ目はMP5 A5の次世代電動ガン。外装は1990年ごろのスタイルで新規製作、重量は実銃同様の3.1kgとスタンダートと比べて大幅にアップ、アッパーレシーバーは亜鉛ダイキャスト製の粉体塗装仕上げ、フロントアッシーにはアルミ製パーツを多用してフロントヘビーにならないように配慮、ハンドガード、グリップフレーム、バットプレート、コッキングノブは実銃同様の強化ナイロン樹脂製を初採用。
300gウエイトのシュート&リコイルエンジン搭載。エジェクションポートは射撃に連動してオープンする。
レシーバーのリベット痕などリアルに再現、フレームの結合ネジはなるべく見せないようになっているとのことだが、一体構造とは言っていないので、ダイキャスト製だけど、もしかしたら左右合わせのアッパーレシーバー構造なのかも?
また、実銃を採寸しなおしたということで、レシーバー形状が従来製品とは異なり、そのため、従来タイプのマウントベースを取り付けられなくなった。マルイではこの次世代電動ガンMP5専用のマウントベースが発売予定とのことだ。6/4追記
マズルは1990年頃のMP5のトライラグ仕様を再現。ドラム式リアサイトは同梱の治具で上下調整可能。フロントサイトのプレートが再現されたのかが気になる。
このトライラグに直接取り付けられるアダプターが同梱する。先端はM14mm逆ネジ仕様なので、従来のサイレンサーやトレーサーが取り付け可能。
コッキングノブは可動し、強度アップもされ、ノブを叩いて装填動作を行う、通称「HKスラップ」もできるようになった。また、センサーにより、コッキング状態では発射はできず、コッキングノブを引いて戻すことでオートストップの解除がされる仕組みとなる。6/4追記
セレクター軸貫通で左右連動、回転軸のずれないクリック感のある構造になっている。
マガジンは装弾数72発予定。200連の多弾マグも発売予定。このマガジンは従来のMP5マガジンとの互換性がないそうなのだが、リアルサイズになったのだろうか?
新機能として、M-システム(マグネティカル・ファイアコントロール・システムの略)という電子制御機能を初搭載した。専用ICとFET、7つのマグネット式センサーを内蔵して発射をコントロールする。
オートストップ機能、3点バースト射撃機能のほか、モーターブレーキ、セクターギアの停止位置制御により、より動作が安定、ギア(トリガー)ロック現象がなくなり、レスポンスも向上しているそうだ。
そのほかFET破損時の暴発を防ぐ機能、電子ヒューズ、電圧監視により万が一バッテリーをつなぎっぱなしにしてしまった際の過放電を防ぐスリープモード、動作異常を検知して自動停止するなどの安全機構がある。
トリガースイッチには特に触れられていなかったが、回路の仕様上、マグネット(ホール)センサー式になっているのかも。
モーターサイズについては触れられなかった。グリップサイズが薄くなっているように見えるのだが、うまく造形処理しているだけだろうか。
ホップアップの場所はエジェクションポート内のチャンバー付近となった。
調整方式はドラム式ダイヤルとなる。6/4追記。
バッテリーは従来通りフロントのピンを外してハンドガード内に収納。ニッケル水素のミニSバッテリータイプが使用できるほか、2021年末にはマルイ純正のリポバッテリーの発売を予定しており、こちらも使用できるようになる。6/4追記。
リポバッテリーを接続する際は本体側のコネクターを使用する。従来にはない3ピンタイプ。これはおそらくだが、バランスコネクタを充放電ケーブルとして兼用するのだろう。3ピンということで電圧は7.4Vだろうと予想する。6/4追記。
またハンドガードの固定方法や形状は実銃同様になったそうなので、実ハンドガードが対応するかが気になるところ。
ストックは2ポジション。従来のものよりガタツキが改善されたそうだ。ここは中間ポジションも欲しかった。
2021年夏発売予定、価格は65,780円(税込)、59,800円(税別)。
A5以降にSDやクルツも出ることを期待したいシリーズ。
これら新製品は5月の静岡ホビーショー(業者招待日のみ開催)に展示されるので、そのときにはより詳しい情報をお届けできると思う。
■過去のホビーショー