アリーナシャングリラからの脱出 イベントレポート
2019年9月16日に千葉県八千代市のショップ「モケイパドック」に併設する屋内サバゲー場、アリーナシャングリラにて開催された脱出ゲームイベントの模様をレビュー。
サバゲーフィールドをサバゲー以外の活用で集客を図ろうという試みは数多く行われているが、今回注目したのはアリーナシャングリラのインドアフィールドを使った、サバイバルゲームと謎解き脱出ゲームの融合イベント「アリーナシャングリラからの脱出」だ。
物語はクロアチア、アドリア海沿にある港町で発生したバイオハザードを調査するという設定。
参加者隊員たちは2層構造から成るフィールドの地上層の一室に集められる。参加者は5~10名で実施される。
皆が注目するモニターには司令官からの指令が表示される。本イベントは三部制となっていて、一部2時間の体験時間となる。部ごとに難易度が設定されていて、今回参加したのは大人向けのハードモード。
フィールドエリアにはゾンビが徘徊しているぞ!! なかには銃を所持して撃ってくる警官ゾンビも!!
ゾンビを交わしながら街に落ちているアイテムを時間内に回収するのが最初のミッションだ。
普段はゆっくり歩いているゾンビだが、突然走り出したりとスリリング。最初は丸腰の参加者隊員たちは慌てながらもアイテムの銃、弾薬、金貨や鍵を拾い集める。もしゾンビに噛まれてしまってもハーブで復活可能だ。
回収した銃(エアソフトガン)の射撃訓練タイムがある。
モニターに映るターゲットを撃って銃の扱い方を覚える。本当にBB弾の発射されるエアガンなので、この辺りが普通の謎解き脱出ゲームとは違うところだろう。
もちろんゾンビを撃てば動きを止めることができるが、弾数は限られているので使いどころには気を遣う。
地上でのミッションが完了すると隊員達は地下の研究施設へ移送される。
研究施設では機密文書を回収して暗号を解読する。途中、緊急ミッションや、ルーレットによる武器調達ミッションも発生する。
地下空間にもゾンビが徘徊している!!
ゾンビに追われ、培養槽がある一室に閉じ込められパニックになる参加者隊員達。地下空間は薄暗く、不意にゾンビが現れ、ときには隊員達の悲鳴が響き渡っていた。
研究員の日誌などからヒントを得ることも。
回収されたハーブや武器、キーアイテム。
そして皆で協力して機密文書から暗号を解読する。
ワクチンの入ったアタッシュケースを入手して!
雄叫びを上げて迫りくるボスゾンビ!! 隊員達は無事脱出できるのか!?
みごと脱出した参加者にはランクAの証書が手渡された!!
サバゲーとエンターテイメントを組み合わせ、インドアフィールドに合わせて練られたストーリーと謎解き、エイテックのステルスターゲットを使用したナビゲーションなど、フィールド主催のイベントとして非常に面白かった。
今後もこのイベントは開催され、さらに内容もパワーアップしていくそうなので、注目したいフィールドイベントのひとつだ。
2019/09/13
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