20式小銃のエアガンに関するアンケート まとめ
2025年1月、20式小銃のエアガンが発売されるとしたらどのタイプが欲しいか、というアンケートをとりました。
今回の回答数は1797票です。
電動ガン派とガスブロ派で割れる
20式小銃のガスブローバックモデルが欲しいと答えた人が51.9%、電動ガンが欲しいと答えた人が45.5%となり、エアーコッキングが欲しい人は2.6%という結果となりました。
電動ガンの中でもブローバックやリコイル機能が欲しい人は33.5%、そのような機能は無くても良い人が12%という結果です。
ガスブロと電動ガンという点で考えると、わずかですがガスブローバックモデルが欲しい人が多かったという結果は、やはり実銃同様のリアルな操作性やアクション、ブローバックによる反動を味わいたいというユーザーが多かったという表れだと思います。
一方で、寒くても使える電動ガンが欲しいという人も多くいることから、エアガンを撃つツールとして捉え、性能や機能を重視するユーザーも半数近くいると言うことになります。
今回は20式小銃という機種でしたが、この結果は他のモデルにも当てはまるものが大きいのではと考えます。
エアガンは、シューティングやサバゲーに使用されるだけではなく、コレクションやコスプレ、ごっこ遊びといったスタイルに重きを置く趣味にも使われます。
弾道性能だけであればリコイル無しの電動ガンが年中通じて最も安定しますが、なりきって遊びたいというニーズも多いでしょう。
ETUやブラシレスモーターなどの電子制御など、ハードウェアとしてのエアガンの進化はまだ続いていますが、一方では現在でもなお、170年前のウエスタンリボルバーが新規モデルアップされ人気を博すのも、エアガンの趣味が多様化した結果なのだと感じます。
20式小銃のライセンス
20式小銃のデザインは豊和工業が意匠登録しています。
したがってエアガンを含めた関連グッズを作るには豊和とライセンス契約する必要があります。
しかし、ライセンス契約自体はそれほどハードルの高いものではないそうです。
国内でも1/12スケールモデルを発売したトミーテック、ラバーガンを発表した東京マルイなど、数社がライセンスを取得して製品開発に動いていますし、1/1フルスケールのトイガンにおいても東京マルイを含めて3社ほど製品化を検討しているという噂を聞いています。
日本国内においては非常に期待値の高いモデルなので海外メーカーや、トイガンメーカー以外でもモデルアップされる可能性はあるかもしれません。
日本と海外ユーザーのマインド
海外のエアソフトイベントを取材して、海外エアソフトユーザーと話してみると、ソフトウェア面で日本のエアソフトユーザーは先進的であると感じます。
これは日本独自の銃刀法が影響しているのかもしれませんが、素材やガス圧、威力など制限が多くあるなかでも、みんなで楽しく遊ぶ方法を考えるという意識を強く感じます。
ある意味、日本のエアソフトは台湾や北米と比べるとガラパゴス化している部分もあったり、メタルスライドやCO2パワーソース問題で業界の見解が統一されていないといった問題はあるものの、エアソフトユーザーが楽しめる環境が整っている、その最先端が日本であるとも思っています。
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