エントリー No.124
エアガン部門
タイトル:3011カービン
投稿者:ホルガ村駐屯地
コメント
3011とはガバメントのカービンモデルの一種ですが、なによりもその特徴は3Dプリンターによって制作されたロワーです。
このロワーはAR-15のトリガーメカを用いてガバを動作させるというユニークな構造をしています。
この構造をもとに東京マルイのM1911用のモデルを制作しました。
もちろん実銃のデータをダウンロードするわけにもいきませんし、なによりガスガンでは作動方式も異なるので設計を変更しております。
とはいえマルイのガバメントはシャーシにおおよそのメカが組み込まれているので移植はそれほど難しくはありませんでした。
一番の問題はハンマースプリングの調整です。ホームセンターで売っているトーションバネを色々試し、やっと0.25で40くらいの初速を出すまでにこぎつけました(それでもまだ弱いらしくてブローバックしてくれないんですが……)。
そんな調整不足の一丁ですが実銃と同様のAR系のアクションを再現することはできたので満足しています。
他にもセーフティをアンビにして操作性を向上し、グリップもAR系のものがつくようにはしていますがせっかくなので3Dプリンターで制作したものを装着しました。
そのため実銃はロワーのみ3Dプリンターで出力したものになりますが、本品はM1911の部品とバネやネジを除いて総3Dプリンター製となりました。
PLA樹脂ではありますがゲームで使える程度の強度は確保してあると思います。また、各パーツを適時出力することができるのも利点です(ハンマーは試作も含め動作中に折れたりしたため20本近く作りました。泣きました)。
なお、元々が3Dプリンターガンのためなにもしない方がよりそれらしいと思い積層痕消しや表面処理、塗装などは特に行っておりません。
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