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エントリー No.058

エアガン部門
タイトル:デジタル電磁弁式 Ithaca M37
投稿者:IMI

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コメント

ベースはKTW社のIthaca Model 37ソウドオフ(初代)になります。
実戦では命中精度が良好な本銃ですが、欠点である発射音や引きの重さを解消する手段として電磁弁化を行いました。

本システムの特徴として、蓄気室と解放弁にモスカート(6mm)を使用していることが挙げられます。
電磁弁化したモスカートは蓄気室と解放弁を兼ねており、よくある電磁弁の解放時間で初速を調整する仕組みではなく蓄気室に注入したガスの量により初速をコントロールする方式になっています。
このため、ガス注入→弁開放をコントロールする必要があり、これを小型マイコン(arduino)によって制御しています。

ガスの注入量はマイコンで上限をかけ、ノブで可変としてデジタル制御しています。スコープにマウントした小型モニタに予測初速をBB弾の重量(0.28g,0.25g,0.2g)毎に一括表示するようにしました。
弾速の予測値は、実測の結果から多項式で計算するようにしています。(マイコンならではの機能となります)

コンセプトとしては、加速距離をできるだけ長くし(インナーバレルは690mmです)ガス吐出量を制御することで安定的な弾道・弾速を得るというものとなり、試射の結果も良好となりました。
今後の展望は下記が挙げられますが、気長にやっていきたいと思います。
・コッキング自動化によるセミオート化(コッキングユニットを作成し、制御)
・マガジンのロング化または多段マガジン化(ソウドオフが元なのでなので装弾数が少ない・・)
・塗装(これを見た友人がせめて塗れと言い)
・コントロールシステムの小型化

最後に、使用した資材を記載します。
本体:KTW Ithaca Model 37ソウドオフ
戦民思想 M-LOKタイプフォアエンド
MGC 10/22ストック
制御:arduino nanox1
リチウムインバッテリー(3.7v)x4
電磁弁用FETx2
ソレノイドx1
炭酸ガス用電磁弁x1
トリガー用マイクロスイッチx1
0.96インチOLEDx1
ボリューム抵抗x1
機関部:モスカート6mm
サンプロガスレギュレータ


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