エントリー No.017
エアガン部門
タイトル:試製ポンプアクション式カービン「奔䱐」
投稿者:こうかいむけ
コメント
夏の風物詩であるお祭りの屋台。幽々たる宵闇に提灯が浮かぶ中、景品が所狭しと並び、コルクが弾ける音が響く。そんな光景を頭に浮かべられる方も多いのではないでしょうか。その中には、チープなエアガンもちらほら…その魅力に私はとりつかれ、普段はそうしたエアガンのコレクターをしております。
本機はその一つを、実戦仕様に改造したものです。
ベースとなったのはM16、もしくはHHC-319という中国製のエアコッキングガン。
あるとき一丁400円でこの機種を買える機会がありました。この破格の値段に、「もしかしたらゲーム用に改造しても良いかもしれない」と思い立ち、展示保管用と改造用、合わせて5丁購入しました。
レールが敷かれた上部に空いた穴からBB弾を装填する銀玉鉄砲のような「上部装填式」、8個のパーツ(引き金、動力伝達部、シリンダー、ピストン、ばね、ばね受け、バレル、レピーターハンドル)からなる単純な構造が特徴です。装填可能弾数は20発。元ネタはマルゼンのKG9エアコキと考えられ、ポンプアクション機構がほぼそのまま応用されています。
本機はポンプアクションによる速射性を活かし、弾数の増加と射撃安定性の向上を主眼に改造を行いました。上部にある黒い筒はプラパイプを改造したマガジン。本品独自の17㎜レールにあわせ縦にカットされており、約100発装填が可能となっています。またマルイVZ61のストックを配置し、肩付け射撃ができるようになりました。グリスアップを行い、気密をとるよう組みなおしたことで、初速も50m/s前後で安定するようになりました。
インドアフィールドでは電動ガンやガスガンを保有した相手を撃破しています。自慢の子です。
あまり更新していませんが、Chinese Cheap Gun Museum CCGM @museum72528
というアカウントにいずれコレクションをまとめる予定です。
エントリーリストへ戻る | コンテストトップへ戻る