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エントリー No.147

エアガン部門
投稿タイトル:56式半自動小銃 SKS 超電磁力!! ガスブロ
投稿者:ポンコツマニア

作品写真

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ソ連のSKSを中国がコピーして出来上がった56式半自動小銃。どこもモデルアップしてくれないので木と鉄から作ってみました。

二年前にレシーバーだけ自作して挫折していたパーツを引っ張り出してきて作り始めました。

当時の自分はボルトを可動式で作っていたので、せっかくだからブローバックさせてみようと思い、電磁石で前後運動するソレノイドを入手。

ロングストロークソレノイドという業界最長の35mmの可動域を持つという最強ソレノイドを使用しました。ですが思ったよりもトルクが出ず、ブローバックの勢いは思ってたのと違う!となってしまいました。

ブローバックを完全に電気制御できるので使い方によっては、残弾ゼロでボルトストップ、リアルカウント、マイコンと連動させてランダムで発生するジャム、閉鎖不良の再現など、楽しいギミックに使えるかもしれません。

射撃制御は、簡単なプログラムを書き込んだマイコンボードとMOSFET二枚で行っています。内部の電磁弁でエアーを制御しているので、ブローバックをオフにした超消音手動装填射撃も可能です。状況に応じて使い分けできるようにしました。

外装に関してですが、木製ストックは5mm厚の合板を8層重ねて作成。あらかじめ内部のスペースを作りながら作成できるので合板ストックは合理的ですね。

表面はオイルステイン。下地処理でプライマーを厚塗りしてストックの強度を確保しています。

レシーバー及びフロントはスチールで各パーツを作成。溶接あとを残さないようなるべく工夫して作りました。

表面処理はやすり等で研磨後、ブルーイング処理してあります。

実銃の56式半自動小銃とは形状が異なる部分がありますが、スパイク式銃剣やフライスによる肉抜きのない黒染めのボルトなど、56式半自動小銃のみにみられる特徴をなるべく再現しました。

電磁力ブローバックエアガンを作ってみて、ブローバック機構はエアー式が一番いいなとつくづく実感しました。機械式で、バッテリーも電子制御も無しに当たり前のようにブローバックする市販のガスガンってホントすごいなぁと、改めて実感しました。

二年間放置していて心残りだったSKSを完成させられたのは、ある意味このコンテストのおかげだと思っております。昔から毎年楽しみにしているカスタムガンコンテストを運営されている運営者様、審査員の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
製作動画



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