エントリー No.225
■エアガン部門
■投稿タイトル:Bullpup AKM "Зарница" Mod.0
■投稿者:一式
■コメント
7月中旬リリースされた 東京マルイ製 ガスブローバックマシンガン「AKM」をブルパップ化しました。
主要パーツを3DCADにて専用に設計し、3Dプリンタにてを印刷。その他パーツを加工し揃え、AKM本体を加工することなく形状と動作の大幅な変化を持たせました。
トリガー動作方式は滑車&ワイヤーを採用、ビニールステンレス鋼線にて前方トリガーとAKM実働トリガーが連動するように結びつけております。
前方-後方ユニット間はステンレススプリングを巻いたテフロンチューブの中に鋼線を走らせ、抵抗を少なくする、前方ユニット内にはワイヤーテンション調整滑車をセットし連動が悪くなった際に調整を行える等、動作性や整備性を上げております。
下部ハンドガードはAR-15ハンドガードのものを転用し、VS-24等AK用ロングハンドガードの設計を参考にAKのフロント構造と適合するように加工し取り付け。
ストック周りはやや長いスパンとなってしまっているのが難点ではありますが、その空隙を埋めるためにスイベルホールを埋め込み利便性の向上を図り、内部はAKM本来の突起を生かすように設計しているため強度は十分。
ストック下部に関しては市販棚金物を用い、意匠性を持たせるとともに強度向上に寄与しています。
ストックパッド自体はG36のモノを流用しております。
名称のЗарница(ザルニーツァ)はロシア語にて 稲光 の意味で、同国のブルパップライフルOTs-14の開発コードネームを範としています。
また段々と改良してゆく事を想定しMod.0の符号を与えました。
今エアソフトガンのカスタムにあたり、短期間に精度良くパーツ・機構の設計ができるか、という自己目標を課して挑みました。
発売間もないエアソフトガンという時間のなさ、かつ東京マルイAKM自体の特殊なパーツ構成に四苦八苦しつつも完成することができました。
今回の設計において見直すべき点はちらほらありましたが、それ以上に得た知見が多数あり、次回からの別のブルパップエアソフトガン、もしくはMod.1の設計につなげてゆきたいと思います
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