ハイパー道楽 カスタムガン・コンテスト2020 エントリー作品 コンテストトップへ

エントリー No.056

■エアガン部門
■投稿タイトル:COLT M1847 WALKER
■投稿者:Mackman

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■コメント

南北戦争および西部劇をテーマとしたサバゲーに使用するためのパーカッションリボルバー風ガスガンを製作しました。デザインはコルトM1847(通称コルト・ウォーカー)をベースにしています。

このガスリボルバーは『容易に量産・組み立て可能』である事をコンセプトとしているため、外装や機構は家庭用3Dプリンタにより造形されており、また部品点数も少なめのシンプルな構成となるような設計になっています。
パワーソースとなるガスタンクについては、既存のガスリボルバーのものはその適合性や入手性のリスクから使用を避け、3Dプリント製の独自品を製作し使用しています。
ガス放出バルブやバレル、シリンダーに内蔵するリボルバー用カートは安定した供給が見込める東京マルイ製品(あるいは規格品)からの流用、またバネ等の部材も既製品を使用するなど、可能な限り入手しやすい部材を選定しています。
さらにこのガスリボルバーは実銃同様にシリンダーを簡単に外せる構造になっていますので、6発撃ち尽くしてもガスが残っている限りは、装填済みの予備シリンダーと交換すれば継続して発砲することも可能です。

ゲーム用にBB弾を発射できることを目的としていることや銃刀法を考慮していることもあり、ガスルートの配置の関係でシリンダーへの雷管の装填は出来ずハンマーによる激発も不可能な構造になっている等、外観は多少デフォルメがされておりますが、この点についてはゲームではこちら、コスプレイベント等ではモデルガンと、状況に応じた使い分けができれば良いと考えています。

近年はゲーム参加者の装備も多様化し古い時代の装備によるゲームを望む人も多いと思いますが、19世紀以前の銃器のモデルアップは乏しく何とか代替品になるものを探して持ち出すのが現状かと思われます。
しかし一方で家庭用3Dプリンタの低価格化やフリーの3DCADの普及も進み自作の敷居はかなり下がってきたとも思われます。
もし欲しい銃がモデルアップされて無かったとしても簡単には諦めず、自作に挑戦してみるのもよろしいのではないのでしょうか。


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