エントリー No.106
■エアガン部門
■投稿タイトル:拝啓 サバゲ様
■投稿者:革靴
■コメント
拝啓 サバゲ様
貴方のために作りました
東京マルイ ソーコムMk-23をベースとし、『お金をかけずに手間かけろ』を合言葉に、サバゲで使うための銃を作りました。
スライドごと包み込む大型のサイレンサーを塩ビパイプで作り、発射音と作動音を抑えました。
実弾を使用する消音銃を参考に、約360mmに延長したインナーバレルに、リューターで穴を一つ一つ開けました。
弾道に影響するかと思いましたが、30mヘッドショットは充分可能です。
内部には複数種のスポンジや仕切り板を組み合わせ、消音性能の向上を目指しました。
台所からスポンジをくすね過ぎて、奥さんに叱られました。
予備マガジンを持たなくて良いように装弾数を増やしました。
タンクに460発の弾が入ります。
給弾は電動AUG用多弾マガジンを使い、パイプを経由してマガジンに送り込みます。
ソーコムは1マガジンで200~300発程度の射撃が可能なガス容量がありますので、予備マガジン7~10本持つことと同じであり、装備全体として大幅な軽量化になりました。
マガジンを落として昼休みにフィールドを探し回ることもありません。
可変ホップは、スライド上部からダイヤルで調整できます。
銃の正中線には速射を意識して自作のオープンサイトを配置し、スコープは右にオフセットしました。
スライド後部を延長して、フェイスガードに宛がう簡易ストックとすることで、通常のストックでは難しい、あらゆる姿勢で安定した射撃ができます。
簡易ストックはゴムバンドで本体に固定されていて、マズルに回しかけることで安全キャップになります。
相手に不要な痛みを与えないように、ワンタッチで使えるパワー切替スイッチを設けました。
気温によりますが、初速を90m/sと70m/sで切替えられます。
結果として、燃費と消音性が向上しました。
内部機構も見直し、各パーツの研磨、緩衝材の取り付け、スプリングテンションの調整、シアー解放タイミングの見直し、ハンマーの軽量化等を行い、ソーコムの弱点であるトリガーフィールの悪さを改善しました。
仕上げの荒いところはありますが、それはまだまだ、更なるカスタムを継続しているから。
フィールドに立つ度に、新たな課題が見つかります。
これからも日々改良を加え、いつかボスゲリラ様の背中を頂戴しに伺います。
エントリーリストへ戻る | コンテストトップへ戻る