エントリー No.079
■モデルガン部門
■投稿タイトル:Single Action Auto
■投稿者:七七堂
■コメント
モーゼルが登場する西部劇を観て、自動拳銃でもSAAの様なファストドロウができないかと思い作製しました。
カスタムベースはタナカ コルトSAA ABSガスガンとマルシン工業 モーゼルM712 ABSモデルガンです。
自動拳銃にもかかわらず初弾はサミング、ファニングの撃ち方でSAA並みの速さで発火できます。
以降はブローバックで作動します。
グリップの握り方が悪いとハンマーとバックストラップの間に手を挟むので細心の注意が必要です、、
-カスタム概要-
・ハンマーはSAAハンマーのスパーをM712ハンマーにジーナス強力接着剤で接着。左右側面は黒染めせずアクセントをつけています。
・ファストドロウの際、チャンバーにカートを装填しハンマーを戻すと暴発の危険があるのでハンマーが激針に触れないようシアを追加。
・専用マガジンの装弾数はSAA同様6発。
・フロントサイトはSAAの形状に変更。
・M712フレームはSAAトリガーガードが適合するようパテを盛り加工。
・タナカ旧SAAはトリガーガード、バックストラップがABSの一体成型なので分割加工。
・SAAトリガーはM712のフレームに設けた溝を通りM712トリガーと連動。
・M712のトリガーは短く加工されている為フルオート連動部品が取り付けられずセミオートオンリーに、、
・セレクターはフルオートが無くなった為必要ありませんがシンボルとして残しました。ボタンは黒染めをしたマイナスネジに変更。
・フレームにSAAハンマースクリューを取り付け。SAAストックが装着可能。
・マガジンキャッチボタンはSAAベースピンスクリューをイメージしマイナスネジを取り付け。
・バックストラップにM712のランヤードリングを移植。
・グリップはウォルナットのものをオイルで仕上げでM712のグリップスクリュー、ナットを取り付け。
・キャロムショットのガンブルーカラーを塗装しコンパウンドでポリッシュ。
・2ヶ国語が混在するのは統一感が無いのでセーフティ、リアサイト、マガジン底部以外の刻印は消しています。セーフティはドイツ語、英語共にF、Sの意味と頭文字が同じなので残しました。
・全長は35cmとSAAキャバルリーより少し長め。
・ファストドロウを実現するため専用ホルスターを牛革で作製。(ベルトはイーストAの既製品)
パテ盛りや表面処理に苦戦しましたが何とか目標の形にすることができて良かったです。
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