東京マルイ LCP ガスガンの分解! Vol.38
千葉県八千代市にある総合エアガンショップの「モケイパドック」にお邪魔して、技術主任の"でめちゃん"にカスタムガンのことをいろいろ伺ったので、連載で紹介しています!!
道楽「こんにちは!」
いらっしゃーい!
道楽「今日は私がサイドアームで最近使用している東京マルイのガスガン、LCPのカスタムについて伺いたいなと思っています。」
LCPかぁ、まだパドックでも具体的なカスタムメニューっていうのは確立してないんだけど、今日は分解しながらカスタムの可能性を探ってみるよ。
東京マルイのコンパクトキャリーシリーズは現在LCP、ボディガード380、LCPIIの3種類が発売されているよね。ニューモデルのTAURUS CURVEも楽しみだよね。
基本的な構造はどのモデルも一緒だから、今回は最初に発売されたLCPをバラしてみようか。
まずはマズル下のネジを取り外すよ。あ、なお、分解するとメーカー保証を受けられなくなる場合があるから、分解は自己責任でお願いね。
ネジをはずすとスライドが前へ少し移動できる。
スライド後部を持ち上げて取り外す。
スライドを取り外すとこんな感じ。
この銀色のパーツはトリガーとマガジンのノズルを連動させているバーだよ。固定されていないのでそのまま取り外せる。
このくぼみにマガジンノズルの突起が収まって前後に移動させて給弾するんだ。
チャンバー右にあるこの小さいイモネジを抜けばバレルが取り外せるよ。
結構長いイモネジなんだよね。
チャンバーとインナーバレル一式が取り外せた。
このシリーズのチャンバーは固定ホップアップなんだけど、メーカーが出荷時に調整できるようにホップアームが前後に動かせるようになっているんだ。そこにこのプラ板を挟むことで、よりホップアップ調整幅を増やすカスタムをしてあるよ。
このチャンバー上面を少し削ってホップアームの可動幅を増やしているんだ。
このアームを前後に動かすと、ほら、ホップ用の突起が出てくるのがわかるでしょ。
フレーム側はこんな感じになっているよ。
マガジンが入ると放出バルブに押されてハンマーが少し後退してシアに掛かるようになっている。なので、マガジンがない状態でハンマーが落ちると、トリガーを引いても空引きになる安全装置が働くよ。
インナーフレームを取り出してみよう。4本のネジを外し、ハンマー部分のパーツを取り外せばインナーフレームを引き出せる。
トリガーを引くと、トリガーバーを介して、後部のハンマーを起こす仕組みだね。
この仕組みは昔ウエスタンアームズから発売されていた固定スライドガスガンに機構がそっくりなんだ。
ほら、左右の違いはあるけど、マガジンノズルの構造は同じでしょ?
道楽「確かに似ていますね。内部機構がよくわかりました。内部カスタムするとしたらどんな感じですか?」
うーん、どうだろうね。もともとよくできていて音も静かなガスガンだからね。作動に関しては、カスタムの必要はあまりないかもね。
道楽「外観はどうでしょうか?」
フリーダムアートさんから、「アキュバレル+SAアダプター」というパーツが発売されているよ。これで純正より15mmロングバレルになって、内径も6.03mmなので、飛距離が上がる。サイレンサーアダプターも付いているので、サプレッサーも装着できるようになるよ。
道楽「スパイになった気分ですよね。」
あとは幅の問題があるけど、こんな小型ドットサイトを取り付けられるスライドマウントなんてどうかな?
道楽「ちょ、ちょっとアンバランスですかね~。でも欲しいかも。」
さらにはレイルマウントを取り付けてスコープ装着なんてロマンじゃない?
道楽「うわぁ、それは遠慮しておきますw」