電動ハンドガンの仕組み! でめちゃんのカスタム放談 Vol.18
千葉県八千代市にある総合エアガンショップの「モケイパドック」にお邪魔して、技術主任の"でめちゃん"にカスタムガンのことをいろいろ伺ったので、連載で紹介しています!!
道楽「こんにちは~。」
らっしゃーい!!
道楽「前回は電動ガンの仕組みについて教えてもらいましたが、今回は...。」
今回は電動ハンドガンも分解してみて、その中がどんな仕組みになっているか見てみようかね。
道楽「おお~!! 電動ハンドガンの中身は見たことないですね!」
じゃあさっそく。これが分解した状態の電動ハンドガンね。モデルは最新のHK45だよ。
道楽「ぐはっ、細かい!!」
メカボックスがグリップの中にこんな感じで縦に収まっているんだよね。
これがメカボックスでモーター、ギア、シリンダーがセットになっているよ。
メカボックスを開けるとこんな感じ。
道楽「あれ? ギアがひとつ多いですね?」
そうなんだ。電動ハンドガンは長物よりスパーギアが一つ多いんだ。モーター側からベベルギア、第1スパーギア、第2スパーギア、セクターギアという構成だね。逆転防止ラッチもあるよ。
道楽「それにしても一つ一つのギアが小さいですね。」
ギアも小さければシリンダーやピストンも小さいよ。シリンダーヘッドはノズルのスリーブも兼ねていて約90度曲がって空気をチャンバー側へ導いているんだ。
これがスイッチボックスで蓋を開けたところ。トリガーに連動したトリガーバーがこのスイッチを押すんだ。構造は長物と同じメカニカルなスイッチだよね。
セクターギアの回転に連動してノズルカムを介してノズルが前後するんだよ。
その横にはカットオフレバーもしっかりついているよ。これでスイッチの接触を解除してセミオート射撃になるのよ。真鍮のパイプはノズルガイドだね。スプリングの力でノズルを押している。
だいたい電動ハンドガンの中身はこんな感じだね。
道楽「いや~、小さくても中身はしっかり電動ガンしてますね。今回も勉強になりました!」