でめちゃんのカスタム放談 Vol.15 10禁エアガン カスタム パート2
千葉県八千代市にある総合エアガンショップの「モケイパドック」にお邪魔して、技術主任の"でめちゃん"にカスタムガンのことをいろいろ伺ったので、連載で紹介しています!!
道楽「こんにちは~。」
いらっしゃーい!!
道楽「以前紹介した10禁エアガン カスタムが人気だったので、もう少しパドックの10禁カスタムガンについて教えてください!!」
おお~。そうかい、そうかい。んじや、今回は何丁か見せちゃうよ~。
まずはこちらのガスブロ ハンドガンね。
道楽「ハイキャパのゴールドマッチですね。これが10禁エアガン!?」
そーなのよ、フローティングバルブの窓を絞って流量を減らしてカスタムしたものだよ。昔は真鍮パイプを埋め込んでいたけど、今では右のノズルのようにネジパイプを入れて調整しているよ。
道楽「あー、この手法は、前も見せてもらいましたね。」
ほかにはこんなのもあるよ。
道楽「おおー、これは電動のMAC 10ですよね。これも18禁を10禁にデチューンしたものなんですね?」
そうそう、パドックの10禁カスタムというのは18歳以上対象のエアガンをデチューン(威力を0.135J未満に)したものになるんだよ。そのほうが耐久性が高くて燃費も良いし、カスタムしやすいんだよね。
道楽「なるほど。バレルを短くするとかですか?」
いや、バレルを短くカットしてしまうと、命中精度が極端に悪くなってしまうので、ウチでは極力バレルの長さはノーマルのままだよ。
道楽「あ、このバレルチャンバー前が平らに成形されてますね。」
そうなんだよね。これによって発射時のエアーを意図的に抜いて、威力を弱めているんだよ。
こっちのピストルカービンは電動グロック18CをCAAのカービンキットに組み込んだ10禁デチューンモデルだよ。
道楽「うお! カッコいい!!」
これはバッテリーを外装化、ロングバレル化して命中精度は高く維持し、かつ、ノズルを絞ってエアの流量を減らしてデチューンしているよ。
こんな風にアルミパイプを入れているんだ。
他にもシリンダーに穴を開けたりして、チューンすることもあるんだ。チューンの内容は、銃のカテゴリやモデルによって変わるので、カスタム費用は都度問い合わせてもらう感じかな。
道楽「なるほど~、勉強になりました。どのモデルをカスタムしてもらうか悩みますね~」