でめちゃんのカスタム放談 Vol.05 飛距離をアップ!
千葉県八千代市にある総合エアガンショップの「モケイパドック」にお邪魔して、技術主任の"でめちゃん"にカスタムガンのことをいろいろ伺ったので、連載で紹介しています!!
道楽「こんにちは~」
まいどっ!
道楽「今日は電動ガンの飛距離をアップするにはどうしたらいいのか聞きに来ました。」
飛距離についてカスタムする前に、単純に飛ばせる最大距離と、有効射程距離は別と知っておいて欲しいね。
道楽「有効射程ってどういうもの?」
サイトを使ってターゲットを狙える最大距離で、電動ガンの場合30mを想定しているね。
パワーを上げるというのも方法のひとつだけど、エアガンのパワーって0.989Jの上限があるよね。
だから、その範囲内で最大飛距離を伸ばそうとすると、弾道特性が変わってくるんだよ。
道楽「なるほど。」
距離を伸ばそうとするなら、面ホップを使用してホップ回転を強くかけるのが一般的で、パドックだと「ロングヒットチャンバー」って呼んでるよ。
だけど飛距離を伸ばすってことはそれだけホップが強くなってくるので、ある距離では狙いにくくなることもあるんだよ。
ただ、遠距離で敵の侵攻を防ぐための制圧射撃には向いてるかもしれないね。
道楽「飛距離を伸ばすということは、メリットもデメリット両方あるんですね。」
これが「どんぴしゃ」っていう押しゴムだよ。
純正パッキンを押す面がV字になっているのでBB弾に均一にホップが掛かって弾道が安定しやすくなるよ。
これと、マルイ純正のチャンバーパッキンをカスタムして作ったスリックパッキンと組み合わせるんだ。
道楽「スリックパッキン?」
マルイ純正パッキンを裏返すとホップや固定用の突起があるんだけど、これをニッパーで切り取って、平らな状態に加工するんだ。つるつるのスリック状態になるからスリックパッキンって言うのね。
平らな部分を使用して、さらに押しゴム面も平だから、BB弾が面で接触して、より長い時間ホップ回転を掛けられるんだ。
道楽「へええ、面白いですね。これ組み込んでもらおうかな。」
あいよ~!!