新島サバイバルゲームのレビュー!!

東京から南へ約160キロの海上に浮かぶ島「新島」に広大なスケールのサバゲーフィールドがあるのはご存知でしょうか。

今回、8月27日(土)・28日(日)の2日間、その「新島スポーツサバイバルゲーム」を舞台に開催された大会をレビューします。

レポート: ソリッド 畠澤

新島とは?

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東京から南へおよそ160キロの海上、伊豆諸島のほぼ中央に位置する島。
こころ動かす海の青さと白い砂浜が人気のリゾートアイランド。
最新の楽天トラベルの離島ランキングでも第4位に食い込む、いまその島の魅力が再発見されている人気の島となっています。

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東京・竹芝より東海汽船の高速船で最短2時間半、大型船(夜行便)で約8時間、下田よりフェリーで約3時間、調布から飛行機で約30分と、とても身近な距離に位置しています。

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住所は東京都。南北に伸びる細長い火山島で、式根島と並ぶ都内の離島観光地として人気。
過去に「離島ブーム」で有名になり、サーフィンの聖地とも言われている島。
手付かずの自然とコバルトブルーの美しい海で楽しめるシュノーケリング、サーフィン、釣り、温泉、キャンプ、海産物、地元料理などのアクティビティーを求めて、毎年多くの観光客が海を渡ります。

そんな新島に、1万坪のサバゲーフィールドが誕生!

自然豊かな島の中に、島の特産品であるコーガ石の採掘場跡地があります。
このコーガ石から作られたモヤイ像が、東京・渋谷駅に贈られたそうです。
そんなコーガ石の採掘場跡地をそのまま利用したサバゲーフィールドが開放されているのです。
広さにして約1万坪!を超える、関東近郊では類を見ない広大な土地で思う存分サバゲーを楽しむことが出来るという、サバゲーファンなら気になるスポット「新島リゾートサバゲー」に潜入してきました。

旅の行程

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8月26日(金)東京・竹芝から大型船で新島へ
浜松町駅からすぐの東京・竹芝客船ターミナルから東海汽船「さるびあ丸」に乗船。
全長120m、4,973トン。旅客定員816名の大型客船のスケールに圧倒されながら、23:00 新島へ向けて出航。
参加者はそれぞれ、こだわりのガンや手荷物を預け、船内レストランで明日のゲームに向けて談話を続けながら夜は更けてゆきます。
デッキから見える東京の街の灯りがなんとも幻想的で美しい。
船内にはレストラン、自販機コーナー、コインシャワーなど設置されており、海と夜景を眺めながらの出航。
参加者たちは、船内レストランで食事やお酒を楽しみながら談笑。

一行は、明日のゲームに備え、早めの就寝。
揺れも少なく船酔いもなく就寝。

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8/27(土)朝6:30起床
船内アナウンスの音で目覚め、デッキに出ると、真っ青な海に浮かぶ島々とご対面。
昨夜見た東京の夜景とはまるで別世界に胸が高まる。

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レストランで軽い朝食を済ませ、7:30 新島港に到着。
港には宿泊先の民宿による送迎の車が出迎えてくれました。

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荷物を積み、車で5分ほどで、参加者が宿泊する民宿 吉田屋さんにチェックイン。

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着替えを済ませ、一向は早速フィールドに向けて出発。

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車で走ることおよそ20分。山道を走ると辺り一面コーガ石の岩肌が出現。

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9:00 フィールド近くの石山展望台で絶景を拝む。

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9:15 およそ1万坪を超える新島リゾートサバイバルフィールドに到着。
コーガ石、岩壁に囲まれた、都内近郊では見ることのできないロケーション。
岩、砂利、砂の混ざったゴツゴツの地面、程よい茂み、巨大な岩壁による岩山…
このフィールドを存分に利用できるということで、参加者のテンションは高まってゆく。

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天候は30度を超える真夏日。真っ青な空と澄みきった空気が爽快!
その分、夏の終わりの炎天下。日陰がないだけに体力勝負。水分補給は欠かせない。
今回のゲームは、30人 対 30人の総勢60名。
この広大なフィールドであれば、100対100、それ以上の複数チームによる対戦、トーナメント戦も楽しめるだろう。

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フィールドからは徒歩2~3分の位置に綺麗に管理されたトイレも設置されている。
また大会本部テントそばに仮設トイレも設置されているので安心だ。

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この大会を主催されている新島村商工会の下井さんとご挨拶。

ゲームルールの説明、注意事項の説明。
本部テント付近がセーフティゾーン。
フィールド内ではゴーグル着用が義務付けられる。
会場内に張られた白いロープ内が、ゲームエリアとなる。

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10:10 ゲームスタート
チームは、大学生、一般参加者の混合編成で行なわれ、黄色、赤のチームに分かれる。
まずは「殲滅復活戦」 。

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運営スタッフは、全エリアを見渡せる高台から、ゲームの指揮を執る。
岩山や茂みを活用した戦術で、参加者たちは広大なフィールドを駆け巡る。
無線を駆使しての戦術・連携を取りながら、四方八方飛び交う銃弾。
真っ青な空のもと、無制限と言っても過言ではない広大なフィールドで、休憩を挟みながら、フラッグ戦、防衛戦などなど、参加者たちは真剣な表情と、満足げな笑顔を浮かべながら、楽しい時は過ぎてゆく。

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午前のゲームを終え、昼食タイムは、島の味覚が詰まったお弁当。

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なんと今回は、サバゲー専門誌「ピースコンバット」さんが取材に入って、この大会の模様を撮影されていました。
参加者は、自慢の装備でスナップ写真を撮ってもらい、大喜び。
この模様は、9月27日号に掲載されるそうですので要チェック!

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大会に参加してみて

まず、離島というロケーション。荷物を積んで、船に乗って海を渡る。
この行程だけでも非日常を味わえることができる、離島フィールドだけでのみ味わえる感覚に新鮮味を覚えました。
石の採掘場跡地という土地柄、そのゴツゴツした岩肌や斜面、砂と岩混じりの路面、壮大なスケールを自由に利用できる環境はなかなか無いとても貴重な体験ができるフィールドだと思いました。
岩場ということもあってか、真夏にもかかわらず、蚊やアブなどの虫がほとんどいない、とても過ごしやすい環境でした。
これから日差しも和らぐ秋こそが、この環境を最も楽しめるのではないでしょうか。

新島スポーツサバイバルゲーム http://niijima.or.jp/sabag/
東海汽船 http://www.tokaikisen.co.jp

次回は11月に開催予定!

今回は大学生チームと一般参加チームを中心とした総勢60名のサバゲー大会でしたが11月にはさらに規模を拡大しての開催が決定しています。

1万坪を超える広大なフィールドでのサバゲーはもちろんですが、新島までの船旅、そして現地でのゆったりと流れる時間そのものが日常の喧騒を忘れさせてくれる、非日常的で有意義な旅行となること間違いなしです。
11月のスポーツの秋に楽しむ、新島でのリゾートサバゲー。アフターは無料の露天温泉や島の食を味わえるということです。

島サバ上陸作戦 in 新島

コーガ石採石場跡地を使用した広大なフィールドでのサバイバルゲーム
開催期間:2016年11月11日(金)22:00 ~11月13日(日) 19:45
※船中1泊・現地1泊2日
募集人数:100名
参加資格:サバイバルゲームに参加できる装備を有する方(※レンタル等はありません)
ツアー料金:24,000円(※2名以上の場合。1名の場合は2,000円増)
発売日:現在好評発売中!
ツアー申込先:トラベルロード http://www.travelroad.co.jp/izu/niijima/sabage
お申込み・お問合せ: TEL 03-6690-4540(11:00~18:00)
主催:特定非営利活動法人NPOにいじま村
新島スポーツサバイバルゲーム事務局
大会ルール: http://niijima.or.jp/sabag/

島サバ上陸作戦 in 新島 ツアースケジュール

11月11日(金)
・20:00 竹芝桟橋集合・受付開始
・21:00 客船にお客様個々によりエアガン積込。積込後下船
・21:40 乗船
・22:00 大型船にて新島へ向けて竹芝出港(船中1泊)
11月12日(土)
・08:35 新島港到着
到着後・送迎車、バス異動で民宿へチェックイン
・09:00 宿にて着替え後、貸切バスにて大会会場へ
・11:00 会場到着後、事務局よりルール説明・諸注意等伝達
・11:15 サバイバルゲームスタート
途中約30分
昼食(弁当)・休憩
・15:30 ゲーム終了後、貸切バスにて宿へ送迎
・18:00 各宿にて夕食・フリータイム・宿泊
11月13日(日)
・07:00 各民宿にて朝食
フリータイム
・11:15 新島港集合
・11:55 新島港出港
・19:45 竹芝到着・解散