コンバットマガジン 2024年5月号発売!! コンバット星☆からやってきたバッコント君より

「そんな馬鹿な話があるバッコンかっ!!」

 

薄暗い店内にバッコントくんの怒号が響く…。

ツギハギだらけのジャングルファティーグに身を包み、ひび割れたヘルメットを深々と被ったその男、よく見ればジャングルブーツはつま先が破れ、分厚い皮膚に覆われた右足の指が飛び出している。

 

「飲み放題おつまみ付きで1時間2,000円の約束が、なんで230,000円になるバッコン!」

 

テーブルに置かれた伝票を前に、口角泡を飛ばす勢いでそう叫ぶも、ボーイは臆することなく慣れた口調で言葉を返す。

 

「女の子の分の飲み物代、フルーツ代、あんかけ焼きそばは別料金ですので、この金額になります」

 

その刹那、バッコントくんの右手が腰に差したガバメントに伸びた。我慢を知らない傍若無人な異星人が遂にその本性を現わしたのだ!

 

…ハイパー道楽をご覧の皆さま、こんにちは!

最近、直木賞狙いで小説を書いていることもあって、ついついそのノリで始めてしまったバッコンよ。

メンゴ、メンゴ! この続きはいつか本になってからぜひ読んでおくれバッコン!

 

さて、今月もコンバットマガジンの発売日になりました。

2024年4月号も読者の方々に喜んでいただけるよう最近始めた蕎麦屋の出前の休憩時間に一所懸命作りましたので、ぜひ手に取ってご覧ください。


【特集】SIGの存在を世界に知らしめた傑作、220番台ピストル

銃器の製造において高い知名度を誇るSIG社。特に同社のピストルは我が国でも制式採用されているモデルもあり、その品質と性能には定評がある。日々進化を続けるSIG社の歴史と哲学をピストルの系譜を追いながら考察する。

【NAM戦企画】
LIFEが語るベトナム戦争
20世紀アメリカ社会と兵士の顔
第6回「ヤンキー·パパ13号機の嘆き 死を想え、勝者なき戦場」

鋭い舌鋒と豊富なビジュアル情報で20世紀米国市民社会のオピニオンリーダー誌として絶大なる影響を与えた20世紀を代表する雑誌『ライフ』。今月号から始まる早稲田大学教授・原 克氏による本シリーズは、雑誌『ライフ』が報じたベトナム戦争、つまり『ライフ』によって語られたベトナム戦争に焦点を当て、アメリカ社会とベトナム戦争の構造的関係を明らかにする。今まで見えてこなかった米国市民社会が抱え込んできた願望や苦難を読み解く短期連載、第5弾。

ベトナムで戦った
アメリカの同盟国軍 Part 3

アメリカの呼びかけで作られたFWMF(Free World Military Forces=自由世界軍)。アメリカ軍と南ベトナム軍を除いたFWMFの活動を陸軍を中心に生き生きとした写真で振り返る短期連載。第3回はFWMFの一大勢力となった韓国軍の実態を解説!

【好評連載企画】現用米軍装備カタログ
「海」装備特集 part14
1990~2000年代の特殊部隊NAVY SEAL装備特集
LBT製0290チェストリグ装備編

14回目に突入した「海」装備特集! 今回はNAVY SEALが使用していることで知られるLBT製の0290シリーズ、チェストリグを徹底解説。貴重な写真も満載でお届けする資料性の高い特集です。

今月のリコメンドモデル
ウエスタンアームズ
LAヴィッカーズ・カスタム ローズウッド・グリップ・バージョン

今月ウエスタンアームズが発売するのは高度なテクニックを身に付けた戦闘のプロが、シャープなデザインのSFA M1911をベースにカスタム・アップしたガバメント・タクティカル系カスタム「L.A. ヴィッカーズ・カスタム

」。機能美溢れる外観を正確に再現し、さらに高級天然木のローズウッド製グリップを装着したスペシャルな一挺だ。その美しさを徹底紹介!

タナカ・ワークス
『帰ってきたあぶない刑事』OFFICIAL LICENSE PRODUCT
大下勇次モデル  M10 2inch Early Heavy Weight STD/DX

TVシリーズのスタートからおよそ40年――。現在も多くのファンを熱狂させる日本のバディ・アクション『あぶない刑事』のオフィシャル・モデルガンが、タナカ・ワークスから登場! トイガンファンはもちろん、ドラマファンも垂涎の一挺をじっくりとご紹介します!

ミリタリア・ラウンドアップ!
U.S. NAVY ウインター・フライング・スーツ

アメリカ海軍ユニフォームの中でミリタリー・ファン以外にも人気の高い各種フライトジャケット。今回は前回までの海軍ユニフォーム編(2024年1月号~4月号掲載)を補足する形で、1950~60年代のウインター・フライング・スーツを紹介します!

東京マルイ
ガスブローバック・ショットガン SAIGA-12SBS

“ガスブローバックの3発同時発射ショットガン”として鮮烈なデビューを飾り、トイガン業界は騒然、ファンを狂喜乱舞させた東京マルイ/SAIGA-12Kが、超ショートバレル、拡張性の高いレイルド・ハンドガード、装弾数倍増&ガス容量大幅UPのロングマガジン、そしてフルオート機構まで搭載し、戦闘力・機動力を極限まで高めたバトル・カスタムになって登場! その戦闘力を現役シューター、石井健夫氏が徹底解説!

月刊グリーンベレー
特殊部隊CIF中隊特集:パート5

「月刊グリーンベレー」ファンの皆様、楽しいお勉強の時間です! 今月はCIF特集第5弾をお届けします。パート5となる今回は、設立されたばかりのCIFの歩みと、9.11以降フィリピンに派遣されたC-1-1のスタイリングをご紹介していきます!

ニッポンの力こぶ
新編・第2特科団

2024年3月に陸上自衛隊に加わった新しい部隊、それが「第2特科団」だ。これまであった西部方面特科隊を拡大改編し、スタンドオフミサイルから野砲までを配備する、新たな特科部隊の誕生に軍事フォトジャーナリスト、菊池雅之氏が迫る!

 

その他、ベトナム戦争関連のコラム、サバゲ三等兵の広報担当とシェフ担当の二人が2/18に行なわれたすみだ公式記録会に挑んだ「サバゲ三等兵APS部」など、今月も読み応え抜群、花粉症に効く(※個人の感想です)内容でお届けします!

 

イパ楽読者の皆様、今月もお読み頂きありがとうございました。

来月も元気でぜひここでお会いしましょう!

バッコント君も、直木賞を受賞し、その本が映画化、ドラマ化、漫画化、アニメ化する、濡れ手で粟な日々を妄想しながら、1秒でも早くお腹すかせたお客さんにソバを届けられるよう頑張るバッコン!

 

さぁ、最後はいつも通り元気よく、ここ以外では誰も使っていないこの挨拶でビシッと〆させて頂きます! 皆さん、いきますよー?

それでは来月まで、アディダス、フラミンゴだバッコ~ン!

(↑江戸川の河口で獲った牡蠣を売り歩いているとの噂が聞こえてきた物欲王の五十路から何が書いてあるか分からない絵手紙が届いたのでもうしばらく続けます)

月刊コンバットマガジン 2024年    5月号(通巻578号)

価格 定価¥1,500

発売日 令和6年3月27日