必ず生きて帰る。映画『ダンケルク』9月9日全国ロードショー

『ダークナイト』『インターステラー』『インセプション』と新作を発表する度に、斬新なアイデアと他の追随を許さないビジュアルセンス、徹底したリアリティへのこだわり、練り上げられた脚本は見事なエンターテイメント作品に昇華され多くの観客を感動に誘う、クリストファー・ノーラン監督。そしてノーラン史上初の実話に挑む最新作、9月9日(土)公開の映画『ダンケルク』は、自身が書き下ろした脚本を基に、民間船までもが出動した“史上最大の救出作戦”を描くスペクタクル・タイム・サスペンスだ。


「僕らは最悪の戦況にいた。生き延びてやる」。はるか海の彼方には故郷、共に生きると誓った若者たちのドラマが描かれる本作。一人の青年を通して、海辺の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍の若き兵士たち40万の姿が映し出される。


およそ倍のドイツ敵軍が40万人を完全包囲、彼らに迫る中、タイムリミットへの時を刻む音が緊迫感を高めていく。時間なし、逃げ場なし、望みなし。絶対絶命の状況下、陸海空3つの視点でストーリーが同時に進行。そしてイギリスからは、彼らを救おうと決死の覚悟で民間船までもが動き出す。果たして若者たちは、生きて故郷に帰ることが出来るのか――!?


監督は「観客の皆さんをダンケルクの砂浜へ連れて行きたかった」と語るクリストファー・ノーラン。批評家に絶賛されていた『ダークナイト』が候補から漏れたことが物議を醸し、翌年から候補の枠が5本から10本に増える事態も起きた。あまりに多くの賞賛と注目を一身に集め、若くから思い通りの成功を手にし続ける、アカデミー賞の歴史までも変えてしまう、まさに“世界が嫉妬する才能”の称号がふさわしい映画監督だ。本作ではIMAX 65ミリとラージ・フォーマット65ミリ・フィルムの組み合わせて撮影、五感をゆさぶる“究極の映像体験”を描く。


キャストには、チーム・ノーランの顔ともいえる英国の怪優トム・ハーディ、キリアン・マーフィーに加え、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞®助演男優賞に輝いたマーク・ライランス、監督としても高い評価を受けるケネス・ブラナーが顔を揃える。


また若き4人の兵士には、オーディションによって役を射止めた、ワン・ダイレクションのヴォーカリストとして活躍し、ソロ・デビューを果たしたばかりのハリー・スタイルズを筆頭に、場面写真に写る若者を演じるフィオン・ホワイトヘッドら、今後の活躍が期待される俳優たちが抜擢。

革新的作品で観客を熱狂させ続けてきたノーランが初の実話に挑み、陸海空から圧倒的臨場感で描く最新作。早くも来年のオスカー候補の呼び声もある『ダンケルク』が、映画史を塗り替える新たな傑作になるのは間違いない。

 

『ダンケルク』(英題:Dunkirk)
2017年9月9日(土)全国ロードショー

監督・脚本・製作:クリストファー・ノーラン

出演:トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、ハリー・スタイルズ ほか

オフィシャルサイト:dunkirk.jp #ダンケルク

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