2013年11月10日に埼玉県所沢市のBLAM!!にて開催されたATPF KT2のレビュー。
主催はBLAST。
レポート: BLAST 馬場 飛
ATPFはシューティングのなかでも動きのあるアクティブシューティングというカテゴリーになる。毎月ごとに各地域で定例会が行われ、ATPF本部にて全国の総合順位を発表するポスタルマッチ形式だ。
ポスタルマッチというのは複数会場で同一内容のシューティングマッチを行い、結果を集計・発表する事で疑似的に全国大会規模のシューティングマッチを行うというもの。
今回はこのクラブのひとつであるKT2のマッチの模様をお伝えする。
今回の定例会は埼玉県所沢市のBLAMにて行われた。
コースは毎月3コースが設定され、プレートのステージ1、アクティブのステージ2、3という分け方になっている。
参加クラスも多岐にわたり、ホルスターなしでも参加できるET(エントリー)クラス、アンリミやジャパンスティールで使われるようなガンのOP(オープン)クラス、ダットサイト等の光学機器を使わないST(スタンダード)クラス、CQCホルスターのようなキャリーホルスターとアイアンサイトのOC(オープンキャリー)クラス、上着を着用かつマガジンチェンジの義務があるCC(コンシールドキャリー)クラス、ライフルなどのLG(ロングガン)クラスがある。
その他にもサブクラスとしてシニア、ジュニアなどのクラスがある。
KT2は毎回各クラスでの参加者がおり、OCやLGなどのサバイバルゲームでもよく見られる装備で参加する人も多い。
ただし、パワーレギュレーションについては一般的なシューティングと同じく0.8Jとなっているので注意が必要だ。
ステージ1はアンリミ、ジャパンスティールなどで見られるプレートシューティング。
W字に置かれた5枚のターゲットを3回撃つのだが、ペナルティなしは17発までという規定があるため2発しか外すことができない。
ステージ2、3はアクティブステージ。
各ペーパーターゲットには最低2発撃たなければならない。また足下の四角い枠(ボックスという)から最低1ペーパーターゲットを撃たなければならないなどの規定がある。
ガンが必ずダウンレンジ:ターゲット方向に向いていることに注目。これもシューティングの安全意識が高くなると自然とできるようになってくる。
ステージ3
各シューターが撃ち終わるごとにレンジオフィサーの採点が入る。このペーパーターゲットにはA、B、Cゾーンというものがあり、Bゾーンでは0.5秒、Cゾーンでは1.5秒のペナルティがついてしまう。
また、撃ち漏らしがあっても3秒のペナルティがつく。
言葉にするとややこしい部分が出てきてしまうが、必ずコース説明をしてくれるのでわからない部分は質問することができる。
コース図のPDFはこちら
ステージ1 | ステージ2 | ステージ3
人差し指がトリガーにかかってないところに注目。
ATPFはシューティング入門として人気が高いが、全国でのポスタルマッチであること、自分の技量や好みにあったクラスを選べることなどから人気がある。
KT2では初心者のための講習を行うので興味のある方は連絡してみるといいだろう。
マッチの模様を動画でもどうぞ。
今回参加のみなさん、お疲れ様でした!
ATPFホームページ
各開催クラブ
HK1
毎月第二土曜(午後9:00より)
KT2
毎月第ニ日曜(09:00より)
KT3
毎月第三日曜 (12:00より)
KT4
毎月第一日曜日 * 事前エントリー制です
KT5
毎月第二日曜日 事前エントリーは不要です 受付開始11:00、12:00~18:00 (STNは、会員制ですが、会員以外の方でもご参加できます)
KS1
第二日曜日(9:00~17:00) ※上記日程が基本ですが、貸室の利用状況により変動しますので、掲示版でのご確認お願いします。
QS1
毎月第一日曜(13:00集合)
QS2
毎月第二日曜 11:30時集合 12:00開催