ボフォース57mm艦砲

ボフォース社が開発した艦砲の映像です。この艦砲などボフォース社の高射機関砲(とくに40mm)は第二次世界大戦当時、対空兵器として、非常に重要なポジションにありました。重要どころでは無いかも。なんたって第二次世界大戦中もっとも使用された対空兵器らしいですからね。

一説では「アメリカの艦搭載兵器のうち最も日本軍の戦闘機を撃墜した」とさえ評されています。また、ロングリコイル式の自動火砲としては唯一の成功例でもあるそうです。なんと過去の経営者の中には、「アルフレッド・ノーベル」の名も。

本動画に登場するMk110ことMk3は、17,000mの最大射程と毎分220発の発射速度を誇り、アメリカにおいてはズムウォルト級駆逐艦や、沿海域戦闘艦、沿岸警備隊のバーソルフ級カッターなどに採用されています。重量は14,000 kg。ステルス性も高く、使用しないときは砲身に俯角をかけ、砲塔内部に格納してしまうという独特のギミックを持っています。