海上自衛隊最大の護衛艦「ひゅうが」

DDH-181ひゅうが護衛艦の映像です。全長197m、基準排水量は13,950t。海上自衛隊の護衛艦としては最大であるばかりか、わが国の巨大な船として耳に慣れた「ましゅう型補給艦」と比較しても基準排水量は上回るという、巨大な護衛艦です。

中期防衛力整備計画に基づく巨大な護衛艦の計画として2006年に起工し、2007年8月23日に進水。防衛大臣の小池百合子氏が「ひゅうが」と命名しました。

DDH-143「しらね」は山梨県南アルプスの白根山、DH-144「くらま」は京都の鞍馬山に由来するなど、DDHは山の名前にちなんで命名することが恒例っぽかったですが、今回は令制国の地名、日向国(現在の宮崎県あたり)にちなんで「ひゅうが」と名付けられました。

哨戒ヘリコプターが同時に3機発着可能で、最大11機のヘリを搭載。角度の多いカクカクした形状といい、要所要所に設けられている防護板といい、ステルス性を意識した中型航……あ、じゃなくて。護衛艦のようです。