グレネードランチャーとサブマシンガンといえば、ゲーム・バイオハザードシリーズなんかでもかなり心強い味方となってくれる兵器です。
なんと「グレネード・マシンガン」なる強力な兵器があるようです。
このMk19もその一つです。全長109センチ、本体重量33キロ、トライポッドなど一式を揃えると62キロになります。使用するグレネード弾は、有名なM79グレネードランチャーなどの使用する40mm×46グレネード弾に比べてより強力な、40mm×53グレネード弾。
40mm×46弾に比べ、射程が10倍を超える強力なグレネード弾です。これを毎分数百発の速度で連射し、有効射程は約1,600メートルという代物です。
作動方式の関係で発射ガスなど、敵に発見される原因となるものが少ないため、射撃者は発見されづらいという特性もあります。また、射撃手から75m未満を撃つと、射撃手にも危険が及ぶそうです。
Mk19は1967年から製造されているグレネード・マシンガンです。ベトナム戦争においてメコン川の哨戒任務にあたっていたアメリカ海軍の艦艇に装備したものが最初です。
その後、湾岸戦争などでも運用され、本記事の動画にありますよう、イラクでも使われました。
なかなか息の長い兵器なのです。