無人偵察機RQ-170センチネル


アメリカ空軍の無人偵察機、RQ-センチネルの映像です。イランで撃墜された事でもちょっとした話題になりましたね。


2011年12月4日、イランの軍当局がこのRQ-170センチネルをイラン東部で撃墜しました。当局によりますと、この偵察機が国境を越えて領空侵犯したため、警告の後、撃墜したという話です。機体は現在、軍の監視下に置かれており、探すと画像も見れるようです。RQ-170センチネルはアフガニスタンに配備されており、かの「アルカイダ」の監視にも使用されています。

これにより、イランの核兵器開発疑惑はより猜疑の目を向けられる事になりそうです。そうでなくとも、イランはイギリス大使館の襲撃により欧米諸国との関係がピリついている状況みたいなので、また騒々しくなるかもしれませんね。

RQ-170センチネルは、2009年までは存在そのものが認められていない秘密機でした。エリア51と同じですね。その存在そのものを政府は認めていなかったのです。アフガニスタンなどで時々目撃された際は、「カンダハールの野獣」と呼ばれ、半ばUFOのような存在感を放っていました。

2009年に政府が存在を認め、そして上述のイランによる撃墜事件で、映像が放映されました。
ステルス性を高める無尾翼全翼機の形を採用しており、見た目はF-117爆撃機に似ているな、なんて思ったらやっぱりスカンクワークスのお勤めで開発されたようです。