米軍の無人輸送車「ミュール」の紹介です。ミュール(MULE)とは、ラバを意味する英単語であり、また「多機能、ユーティリティの物流機器(Multifunction Utility Logistics and Equipment)」の略だそうです。
輸送、火力支援、地雷探知という三つの主要分野での使用を想定し開発が進んでいます。軽量にして多機能。タイヤをくねくねと動かす柔軟な動作は、まるでディズニーアニメの車みたいです。
兵士が外部から、PSPみたいな(失礼?)機器を使って操作します。
重量2270キロ、時速50キロで走行します。最高移動範囲はオフロードで30マイル(48キロメートル)、オンロードで60マイル(96メートル)。
前後に動き傾かせる事も可能な六つのタイヤを器用に使用し、きつい斜面を横断したり、塀を乗り越えたりと素晴らしい機動力を見せます。
砲弾飛び交い火花と炎の散る戦場で、無人の輸送車は兵の犠牲を減らすために大変役立ちます。最終的には歩兵も機械化するのでしょうか?
そうだとしたら戦争なんぞわざわざせず、バトルフィールド3か何かで首脳の方々が勝負をつければいいような。そうもいかないんですよね。