1928年、人が口にくわえた煙草を拳銃で撃ってしまうという、とんでもない方がいらっしゃいました。
良い腕ですね。でも何が凄いって、ためらい無く撃つところです。狙いが外れるわけが無いと確信しているかのような躊躇の無さが凄いです。
他にも防弾チョッキを着ている人をバンバン撃ったり。楽しげなBGMの中で、なにやらドSです。
自信だけでなく実力もある方で、助かりました。
この男はロサンゼルスの警官、ジェームズ・エドガー。通称、二丁拳銃のデイビスと呼ばれた男らしいです。
優れた射撃の腕を披露するために、この動画を撮影したようです。
二丁拳銃と言えば、映画でおなじみの両手に銃を持って乱射するアクションを思い浮かべる事でしょう。
現実世界で二丁拳銃というと、リボルバーが主流だった時代の事です。その時代、1人のガンマンが銃を複数持ち歩くという事は珍しくありませんでした。
しかしそれは、決して二丁同時に撃ちたいからではなく、リボルバーの欠点であるリロードの遅さを補うためでした。
要するに弾切れになっても、もう一丁を撃てるというメリットから、二丁拳銃なり三丁拳銃なり、バックアップのために持ち歩く人がいたわけです。
ニューヨークのお巡りさんも似たような理由で、銃を複数携行しています。ニューヨーク・スタイルってやつですね。
それにしても、本当にためらい無く撃ちますね。「外れたらどうしよう!?」とか、無いんですかねえ。
タバコをくわえている方も、そうです。あなたも凄い。むしろ、あなたのほうが凄い。なんで、そんな無表情でいられるの?
怖くてひきつった顔とか、一切見せません。タバコが目の前で破裂しても、微動だにしません。早く帰りたそうな顔しています。感嘆ですね。