戦車と車の対決

戦車と車を対決させてみたら、なんだか寂しい結果になったのです。
この車は何をしたのでしょうか。戦車を煽っちゃったのでしょうか。信号が青になったのに気付かず、後ろにいた戦車の怒りを買ったのでしょうか。
たぶん、何もしていないんだと思います。

戦車というのは、ご覧の通り巨大な鉄の塊に大砲までつけた、考えれば考えるほど恐るべき車です。
重さは超満員の大型バスの2倍程度はあります。普通に道を走ればアスファルトがぐちゃぐちゃになってしまうような車です。
それを踏まえても、これだけ易々と車一台踏みつぶされるのを見ると、ぞっとします。戦車好きの方なら、ちょっと嬉しかったりするのかな? 戦う車ってもんですよね。
この動画では画面を横切る形で戦車が登場しますが、一瞬その速さにびっくりします。意外と速いです。まあ、体が大きいので余計速く見えるというのもありますけど。

こうゆう「戦車vs車」みたいな動画ってけっこうありますが、見るたびに移動手段である車と戦いの道具である戦車の違いに圧倒されます。
そんな事を考える時、團伊玖磨原作、山田洋次監督の映画「馬鹿が戦車でやってくる」やサンディエゴの戦車暴走事件を思い出します。
もし理不尽な世界に怒り狂う「馬鹿」が戦車に乗ったら。
あるいは、もし戦車が東京のど真ん中に現れたとしたら。一体どんな手段で解決するのでしょうか。

ま、妄想なんですけどね。そんなことがないことを願っています。