スイカにナイフを突き刺す…すると、とたんにスイカが内部から破裂し、真っ二つになってしまいます。
このナイフはアメリカのWASP社が開発した、特殊なナイフ「WASPナイフ」です。グリップに冷凍ガスの充填されたカートリッジが内蔵されており、スイッチを押すと先端から斜め上方向に向け、ほぼ一瞬で800psiのガスが噴出します。
なんの役に立つのか、と一瞬疑問に思うところですが、これが水中においては大変有効な護身の手段となるらしいです。
要するに、このナイフの本来の目的は、水中におけるサメとの戦闘なのです。
水中でサメに遭遇した場合、このナイフを刺し、ガスを噴射すると、体内に溜まったガスによってサメの体が水面まで浮上、すると水圧などの関係で過膨張が発生し、サメは内部から破裂…と、なんとも北斗神拳を彷彿とさせる世紀末向けの殺傷能力を持つ武器なのです。
サメ相手以外にも、クマなど大抵の大型獣に有効という触れ込みの他、WASP社ホームページを見ると、「軍事利用も歓迎します!」といったニュアンスのメッセージまで。
出来ればスイカ以外には使用しないで頂きたいところです…。
お値段は499ドル。確かiPadもこんな値段だった気が…笑
日本円でいうと、約38,000円といったとこですね。