9㎜ハンドガンを用いて、サプレッサーの効果を実験している動画です。
サプレッサー有りの状態と、無しの状態で、それぞれ五発ずつ射撃します。
使用されている拳銃はベレッタM92F。サプレッサーはYHM社のコブラM2サプレッサー・9㎜モデルです。ステンレス製で、バッフルの設計は特許を持っています。
サプレッサーがあると全然違いますね。
ただ、サプレッサーは決して音を消してしまう装置ではなく、遠くまで響く高音域をカットすることで、銃を撃った場所を特定しづらくするという効果があります。
もちろん、動画でも分かる通り無いよりは装着していたほうが、よっぽど静かで、音も早く消えます。耳の健康のためにも良いですね。
ですが、銃は「銃口」という穴から「銃弾」が出るという基本がある以上、完全に音を消す事は、音を立てずに発射される弾丸でも作らぬ限り不可能です。
その事から、サイレンサー(消音器)という呼び方は正確ではなく、サプレッサー(減音器)と呼ぶべきだそうです。
サイレンサーと言っている人も多いですけどねー。筆者もついサイレンサーと言ってしまいますし。
また、サプレッサーはガンファイアや反動も抑えてくれますので、引火性のガスが漂っている場所などでの射撃にも適している他、速射を要求されるシチュエーションにも役立ちます。ちなみにお値段は、この動画で使用されているYHM・9㎜コブラM2サプレッサーで、だいたい48,200円ってとこです。けっこうしますね…。