フランシーヌの場合は~

小林源文先生のマンガ「オメガ7」に登場する柵山というキャラクターがいます。

柵山は元自衛官のテロリスト役で登場し、爆弾を作っているときに口にするのが「フランシーヌの場合は~」という台詞。

どういう意味かもわからず使っていたら、チームメイトから「それは歌の歌詞だよ。反戦歌で学生運動が盛んなときにヒットした曲なんだって」と教えてもらいました。新谷のり子さんの歌う曲です。

歌詞中、3月30日という日付が出てきます。これは1969年3月30日にベトナム戦争とビアフラ戦争(飢餓と虐殺により150万人の死者を出したナイジェリアの内戦)に抗議してフランスのパリの路上でシンナーを被って焼身自殺をした女性、フランシーヌ・ルコントさんの歌なんですね。何とも悲しい出来事です。

で、話はマンガのオメガ7に戻って、テロリストのモデルとなった本物の柵山さんにもお会いしたことがあるのですが、もちろんご本人はテロリストではございません。

ゲンブン先生は知り合いの名前や人物をマンガに登場させることが多いみたいですね。
私も登場してみたいなぁ。オメガに殺されちゃう役でも良いから~。なんて、あまりにもお馬鹿さんな妄想ですね。

柵山はオメガ7 vol.2に登場しますよ。
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