KSC ガスガン H&K USPコンパクト スペック
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KSC ガスガン H&K USPコンパクト弾速データ
パーツリスト |
KSCのUSPコンパクトは9mmルガー弾仕様をモデルアップ。実銃では45ACP、.40S&W、357SIG弾を使用するバリエーションもある。
ゴツくて角ばったスライドと滑らかなラインのポリマーフレームのUSPの全長を21mm短くし、グリップも9mm短縮したずんぐりむっくりとしたシルエット。
銃を抜く際に衣服に引っかからないようにハンマースパーがカットされている。
作動、射撃動画
USPシリーズ共通の仕様であるマガジンキャッチは左右両側から操作できるアンビタイプ。トリガーガードはフルサイズとは違い、ガード前部が角の立ったフィンガーレスト形状になっている。
SIG P226などと同様の構造であるティルトバレルロッキング方式なので、ホールドオープンするとバレルが上を向く。エキストラクターの赤いローディングインジケータや、ポリマーフレーム右側面の刻印など、細かい部分で再現性のクオリティが高い。
グリップが短くなったので、ホールドを補うためマガジンにフィンガーレストが付いた。
コンパクトマガジンベースが付属する。フィンガーレスト付のエクステンデッドマガジンベースと取り替えればさらに全高が抑えられ、コンシールド性が高まる。
実銃同様の安全装置としてロックアウトディバイスが機能する。付属のキーで矢印部分を90度右回転させれば銃の機能をロックすることが出来る。
左側面のコントロールレバーを上に上げればセフティがかかる。ハンマーのコック状態にかかわらず、どのポジションでもセフティをかけることが可能。
このトリガー&ハンマーとコントロールレバーのメカニズムは10種類のバリエーションがあり、KSCはバリアント1をモデルアップしている。
このバリアント(ドイツ語でバリエーションの意)はシングル/ダブルアクション、コントロールレバーの左右、デコック/セフティ機能の有無などの組み合わせがある。
ハンマーがコックされた状態(左)から、セフティレバー兼デッコクレバーのコントロールレバーを押し下げると右の写真の位置までハンマーがデコックされる。
スライド上面。サイトはスリーホワイトドットタイプ。ホワイトドットはくぼんだ形状の中に塗料か樹脂が埋め込んであるので視認性、耐久性共に良好。
ハンマーを起こすとファイアリングピンのモールドが再現されているのは嬉しい。
KSCのUSPメカユニットはマガジンを装填してトリガーを引いてもバルブは叩かれない。一度スライドを引いて初弾をチャンバーに送りこんでからトリガーを引くと初めてブローバックする実銃同様の操作リアリティを再現した「リアルライブ オペレーション」となっている。
フィールドストリッピングは実銃同様に簡単に出来る。
可変ホップアップ機能を装備。付属の調節工具ホップアジャスターをチャンバー周囲の凸凹に合わせて100度の角度範囲で調節するが、ドンピシャで適正ホップに合わせるのはなかなか難しい。
ホップはスライドを分解しなくてもエジェクションポートから調節できる。
アンビタイプのマガジンキャッチを再現するためにマガジンにはBB弾のローディングスリットは入っていない。付属のBBローダーでマガジンリップ部から6mmBB弾をダブルカラムで21発装填する。
マガジン本体は亜鉛ダイキャスト製。
マガジンを装填しての実測総重量は719g。
実銃の空マガジン込みの重量が726g(1.6lb)なので、かなり重量感はある。
東京マルイ製のフルサイズUSPとの比較。
東京マルイ製のフルサイズUSPとの比較その2。
総評としてコンパクトでありながらUSP独特のゴツいフォルム、ずんぐりとした感じ、塊感といったものが味わえる。質感は非常に高く、エッジの立ち方や刻印&ディティールの繊細な再現性はすばらしい。弾道性能はマルイの電動ハンドガンには及ばないが、ホップが合えば比較的安定している。初速もハンドガンとしては高いほうで、ブローバックの撃ち味は激しく鋭い。チェストホルスターに差し込んでメインアームから素早くスイッチし、ガンガンッとダブルタップで決める至近戦闘ウエポン。極限のサバイバルでタクティカルなシーンを想像させるそんなタフなガスブローバックガンだ。
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