MARUYAMA SCW-9 PRO-G (APC-9K) ガスブローバック

MARUYAMA SCW-9 PRO-G (APC-9K) ガスブローバック

米陸軍にも採用されたコンパクトサブマシンガン、B&T APC-9Kをモデルアップした台湾MARUYAMA製ガスブローバック SCW-9 PRO-Gを動画でレビュー。

YAS's EYE

SCW-9 PRO-G

丸山製作所という台湾のトイガンメーカーのガスブローバック!
SCW-9 PRO-Gという製品名だが、米陸軍にも採用されたB&TのAPC-9Kがモデルとなっている。
なんといってもこの小型サブマシンガンクラスのガスブロは久しぶり。Mac11、スコーピオンVz61、MP5K、MP7A1など大好きな筆者だが、最新のコンパクトSMGのスタイルに興奮が止まらない。

ストックを畳んで38cmというサイズ感は近接戦闘でも無類の取り回しを発揮する。なんならジャケットの下に隠してSPよろしくスーツサバゲーにも対応できてしまうほどだ。

レシーバー

その高品質な外観も魅力。アルミ製アッパーレシーバーのダークグレーの質感、ロアレシーバーの硬質樹脂の質感などは素晴らしい。チャージングハンドル、セレクター、マグキャッチ、ボルトキャッチはすべて両側から操作できるアンビとなっており、グリップはAR互換の交換式となっている。
アイアンサイトは付属していないので、別途照準器が必要だ。

マズル

最新のモデルらしく操作がARに近いのも便利。チャージングハンドルこそSCARなどと同様のレシーバーサイドだが、それ以外はARに慣れたユーザーなら戸惑うことなく扱えるだろう。

サイレンサー

付属のサイレンサーは消音材が入っていないドンガラなので、消音機能を持たせるならスポンジを入れるなどのカスタムが必要だ。またマズルの形状はMP5互換のトライラグなので、これに対応するサイレンサーは装着可能だ。
バレルが極端に短いので、マガジンハウジング前面をホールドすると構えやすかった。
ちなみにホップ調整はハンドガード下の根元にあるイモネジで行う。オプションをアンダーレイル搭載するとアクセスが難しくなるかも。

ストック

ストックは4段階伸縮でガタツキもあまりない。
本体重量はマガジン込みで2.1kgほどと数値だけ見ると軽量だが、コンパクトなせいかズシリとした重量を感じる。

初速は気温30℃で、80m/s前後、命中精度は距離30mで0.2g、0.25g弾ともに25cmサークルにガンガン当てていける精度があった。海外製ガスブロとは思えない弾道だ。

マガジン装弾数は50発でVFC/UMAREX系のグロックマガジンと互換性があり、ロングマガジンのみならず、標準マガジンも使用できる。
マルイのマガジンではロックが掛からず、バルブも上手く叩けなかった。

リコイルは大きくないが、シャキシャキ動くシャープな作動で撃っていて気持ちが良い。
CQBフィールドなどで真価を発揮できそうなガスブローバック!
こいつは迷わずおススメできる。

スペック


全長 375~550mm (ストック伸長時)
重量 2,205g (空マガジン、サイレンサー含む)
銃身長 -
装弾数 6mmBB弾 50発
定価 58,000円(税別)
発売日 2023年6月
動力 リキッドチャージガス
初速

平均初速:79.526m/s = 0.632J
※気温30℃、HFC134a使用、ホップ適性、XCOTECH X3200 Mk3での計測。


撮影協力:キンワ、東京サバゲパーク


2023/07/07



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