東京マルイ M14 SOCOM 電動ガンスペック
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東京マルイ M14 SOCOM 弾速データ
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東京マルイのM14 SOCOMは2005年8月に発売されたM14ライフルのバリエーションモデルで、内部のメカ構造などは変更がない。
外観では最新のサンドストーン仕上げのブラックファイバーストックが再現されており、表面がザラついたシボ加工が施された精悍なスタイルとなっている。
オペレーティングロッドにはSOCOMの刻印が入れられ、凹部にホワイトが入っていて高品質な雰囲気。
また、最新の光学機器を搭載できるようにハンドガードを切り抜き、アウターバレルに固定されたスカウトスタイルのマウントベースが追加されたのも特徴のひとつだ。
中央部に窪みがあり、この状態でもアイアンサイトで照準できるようになっている。
フロント部を180mmも短縮し、16インチバレルとし、取り回しやすさを向上させている。
また、小さい穴が沢山開いた多孔式マズルブレーキを採用する。
短いといっても440mmのインナーバレルはフルサイズのAK47と同等の長さであり、命中精度は良好だ。
マズル下部のガスシリンダープラグを外し、マズルブレーキ下面にある止めネジを外せばマズルブレーキが前方へ取り外せてM14逆ネジ仕様となる。
レシーバー部分はM14と同一。レシーバー後端の刻印も同一のものだ。
リアサイトはエレベーション(上下)、ウィンデージ(左右)ともに可動し調整できる。
レシーバーは亜鉛ダイキャスト製でボルトハンドルを引くとM14同様にジャキリーンと涼しげな金属音を響かせてくれる。
まるでモデルガンのようなこの操作がM14系の醍醐味のひとつ。
レシーバー右側面にはセミ・フル切り替えのセレクターがある。Aが手前に表示されていればフルオートポジションだ。
マガジンもM14共用でノーマルマガジンの装弾数は70発と十分なキャパシティを誇る。
マガジンは前部をマガジンハウジング内前方の突起に引っ掛けてから後部をロックさせる方式。
ホップアップはマガジンハウジング前方に見えるダイヤルで調節可能。若干窮屈だが、マガジンを装着していてもダイヤルは調節できる。
M14系の安全装置はトリガーガード前方にある。下の写真のようにレバーをトリガーガード内にスライドさせればセフティが働く。
トリガーはM14同様にクリック感がある。
M14同様にトリガーガードを写真のように跳ね上げると、トリガーハウジングを下方へ取り外すことが出来る。
その後、ストック内のヒューズボックスをトラップドアから取り出し、レシーバーを前方に引き抜くことで、実銃同様にレシーバーのテイクダウンが可能。
グリップ底の小さな穴から六角レンチを入れてモーターのギア噛み合わせ調整ができる。
バットストックは金属製でショルダーレストが装備される。下の写真のように実銃同様にショルダーレストを跳ね上げることが出来る。
ショルダーレストを跳ね上げると実銃ではクリーニングキットなどを入れるためのトラップドアがあるので、ロックを外してここからラージバッテリーを挿入する。
イーグルフォースのSANYO RC1500SCTニッカドラージバッテリーを装着しての総重量は3905g。正直重い。これでマウントにドットサイトを付けるとなると4kgを軽く超える。水平に照準し続けるにはかなりの筋力が必要だろう。
実射性能はM14譲りの安定したフラットなもので初速も比較的高めでもはや文句のつけようがない。EG700モーターを使用しても、ミニに比べてパンチ力のあるラージバッテリーを使用するのでクリッカブルトリガーの感触とあいまってセミの切れは良く、フルオートの回転も小気味よい。剛性も非常に高く一体感がある。
全長がフルサイズのM14より180mm短縮されているといっても89式小銃よりも3cm長く、AK74MNとほぼ同じ全長なので、やっとこれで一般的なアサルトライフルの長さになったといえる。
M14SOCOMのネックはその重量だろう。ラージバッテリー込みで3.9kgはM14よりも重い。マウントが付いたからなのだが、光学機器を載せるとさらに重たくなるわけで、これで一日中ゲームするとなると体力に自身のある人向けともいえる。
しかしながら洗練されたタクティカルなスタイルは雰囲気抜群でサンドストーンブラックストックの質感も非常に好み。ラージバッテリー仕様で多弾数マガジンは440連と十分な装弾数なので重ささえ気にしなければゲームウエポンとしては秀逸だ。