ARROW DYNAMIC M72A3 LAW ガスグレネードランチャー
ガスグレネードランチャー、ARROW DYNAMIC M72A3 LAWをレビュー。米軍が1960年代から90年代にかけて使用していた対戦車ロケットを模した40mmグレネードカートを使用するランチャーです。
実際にぶっ放してみたレビュー動画をどうぞ。
ロマン兵器なのだよ!
実物はFRP製の筒だが、このARROW DYNAMIC製の発射筒はアルミ製でガッシリした作り。質感も良く、剛性も高い。
実物は66mmのHEAT(対戦車榴弾)で、一発撃ったら内殻は廃棄する使い捨ての兵器となっている。
収納状態だと、前後にキャップが付き、安全ピンで固定されている。展開して射撃するのだが、操作手順はまずは後部の安全ピンを抜き、前後のキャップを取り外す。
40mmのグレネードカートを装填する必要があるので、後からインナースリーブを捻って引き出す。
インナースリーブは根元のボタンで折り曲げられるので、中に40mmカートを装填し、スリーブを元に戻す。
筒の後部を手でシャキーンと伸ばすとフロントサイトとリアサイトが立ち上がる。このアクションがやりたかった!!
筒の中央部にはトリガーとマニュアルセーフティがある。
取扱説明書は筒に貼ってある。
0.2g弾を使用してフィールドで撃ってみた。40mmカートはBIGRRRというブランドの120発のロングタイプと60発のショートタイプのガスグレネードカートを使用した。HFC134aで、気温は30℃ほどあり、絶好のロケラン日和。
発射音が独特でドウンッと低く響く音がする。
ロングカートだと仰角を付けて20m先へパサーッと120発のBB弾をバラまける。
ショートカートだとやや射程が短くなり、15m手前に弾が落ちる感じだ。
装填やリロードに手間がかかるし、射程も短いが、このL72A3 LAWの魅力はなんといっても実物同様にシャキーンと発射筒を伸ばして撃つアクションにある。
これぞロマン兵器。サバゲーフィールドに持っていったら人気者になること間違いなし!
ナム戦などのリエナクトゲームにも必須の一本だ。
スペック
全長 | 750~860mm (発射展開時) |
重量 | 3,394g (収納時、カート含まず) |
装弾数 | 使用するグレネードカートによる |
価格 | 80,000円(税別) |
発売日 | 2024年4月 |
動力源 | ガス、40mmグレネードカート |
撮影協力: キンワ、東京サバゲパーク
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