東京サバゲパーク サバイバルゲームフィールド
千葉県印西市に2014年2月にオープンしたサバイバルゲームフィールド、東京サバゲパーク。略してサバパーと呼ぶそうだ。大阪を拠点にアメ横にも展開するガンショップ、FIRSTが全面協力して作られたというフィールドを早速紹介しよう。
Aフィールド全景。長方形の完全フラットな地形。樹木などはなく、すべて人口障害物で構成される。
全体的に造作が丁寧で、壁や建物などに雰囲気のあるウェザリングが施されているのが雰囲気満点。
フィールド中ほどにある2階建ての櫓(やぐら)。いい具合のウェザリングが施されている。
櫓には中央の階段を使って登ることができる。
櫓の二階から下を見下ろす。急な階段なので落ちないように注意。頭もぶつけそうだ。
櫓からフィールド奥を望む。結構なエリアが射界に入る。
フィールド奥にある東京マルイの看板がやけに目立つ砦。これはもう"マルイ砦"と呼ぶべきだろう。
マルイ砦には側面の階段で二階に上がれる。内部はこんな感じ。
フィールドの1/3ほどを占める迷路。
内部は複雑に入り組んでいて、かなりの接近戦になること請け合い。しかも壁は微妙に隙間が空いており、BB弾は通らないが、敵が裏側にいるとわかるので、緊張感が漂うエリアだ。
この迷路内部と周囲が激戦となり、敵味方入り乱れてかなり熱い戦闘が繰り広げられる。
フィールド内にはバスも設置されている。
内部には座席はなく、土嚢がうず高く積まれていた。
バスジャック突入戦などのシチュエーションプレーも楽しそうだ。
ドラム缶を蹴散らしてSUVがガツーンと壁に激突したようなシチュエーション。萌えますな。
壁なども味のあるウェザリングでイイネ!!
キャットウォークと迷路の間の長い通路。軽自動車が視界を遮っていて、そのあたりが会敵エリアとなる。
フィールド内にはドラム缶や古タイヤ、瓦礫などが配置されている。
障害物にLayLaxのマークが。こういった企業ロゴが障害物に入るのは最近の流行なのかも?
壁一面にGHOST RECON FUTURE SOLDIERのイラストがどどーんっ!!
フラッグはこのようなドラム缶の上に固定されたケースの中にあるボタンを押す。
フィールド周囲にはT字型にキャットウォークが設置され、ゴーグルをつければゲーム中でも観戦可能。
ABフィールドの境となるキャットウォークの反対側にはBフィールドがある。
このBフィールドは本格的なタクティカルトレーニング場となっている。うわっ、なにこれ広い!!
周囲はイラクやアフガンの米軍基地で見かけるようなヘスコ防壁で囲まれている。
しかもこのタクトレフィールドは3面に分かれており、20mレンジが10本、30mレンジが7本もある。
こちらが30mレンジ。もはや実弾射撃トレーニングもできそうな広さ。バリケや車両も配置されているのでモディファイドプローンしまくって筋肉痛になろう。
射撃訓練用のバリケードもかなり本格的。
スチールプレートやマンターゲットもあるので、大規模なシューティングマッチを開催することもできるだろう。
Aフィールド横のAセフティ。50人ほどが収容できる。
Cセフティは8人掛けの大きなテーブル。160人は収納できる。
テーブル横にはガンラックがある。またゴミ箱も多く設置されていた。
一部のテーブルはコンロを設置できるようになっていたり、バーベキュー用のコンロも10基ほど完備していた。
マーカーはリバーシブル。またベルクロベースのあるプレーヤーにはマーカーの代わりに番号入りのワッペンを張り付けることもできる。
フィールドマスターの赤松さん。数名のスタッフでゲームを進行していた。
レンタルガンは東京マルイの電動ガン各種。スタンダード電動ガンはレンタル1,000円(バッテリーと多弾マグ1本付)。
東京マルイの次世代電動ガンもレンタル可能。こちらは一日2,000円。
さらにはファースト全面協力だけあって、ファーストのカスタムガンもレンタルできる。1日ゲームで使ってみて良ければショップで購入といったお試しができるのは嬉しい。またハンドガンのレンタルもある。
事務所内はショップスペースとなっていて、各種メーカーのBB弾やガスといった消耗品のほか、グローブやウェアなども販売。
マガジンやバッテリーも販売していたので、このショップだけでゲームグッズを一式そろえることができる。何を忘れても安心だ。
事務所の窓には大きな液晶モニターがあり、フィールド内に設置されたカメラの映像が映る仕掛け。
でもガラス窓の反射など明るくてなにが写っているかよく見えなかった...。
セフティエリアにはハンビーが飾られていた。記念写真を撮るならここだ!!
お昼はこのハンビーのリアハッチをオープンして弁当を配給していた。補給部隊かっ!?
シューティングレンジ。8レーンと、一番右はプローン射撃用のスペース。1から8までのレーンの高さが微妙に違うのもこだわりなのだそう。
シューティングレンジの距離は約70m。
アメニティも充実。電子ポット、無料コインロッカー、セフティのコンセント、ジュースの自販機などの設備。電子レンジは取材時まだなかったが、来週導入すると言っていた。
女性更衣室には化粧台をはじめ、シャワールーム完備。トイレの洗面台もとても綺麗。ドライヤーもある。
男子トレイもとても綺麗。もちろん洋式水洗、ウォシュレットに便座ヒーター。そして男子更衣室とシャワーも完備。女性メンバーの前でズボンを脱がずに済むぞ。
そのほか、汚れた足元などを洗えるシンクや姿見などもあり。
面白いのが別のコンテナルームにはカラオケルームとなっていたこと。
本格的なDAMのカラオケとプレイステーション3のゲーム機を4台完備。
入口のゲート。道路からこれを目印に入場する。
駐車場は広大。これから制作が開始されるCフィールドが現在駐車場になっているが、らくらく150台は停められるスペースがある。
フィールドマップ。将来的にCセフティ横にCフィールドが作られるとのこと。
フィールドはあまり広くはないので、10人対10人でも十分楽しめる感じだった。
20対20でちょうど良い広さ。30対30だとかなり乱戦が予想されそう。このあたりはまだオープンして数日の取材だったが、フィールドマスターにも聞いたリアルなところだ。
新設予定のCフィールド(タウンフィールドらしい)にタクトレ施設を移動して、Bフィールドにタウンフィールドを作り、キャットウォークに数か所のゲートを設ければABフィールドを全面で使用することができ、50対50くらいまでのゲームに対応できるだろう。
フィールドがフラットで広くない分、バリケードの配置がキーになりそう。
障害物の設置についてはまだまだ煮詰めることが出来そう。現時点ではやや単調な配置がみられるが、このあたりはこれから改良されていくだろう。
都心からのアクセスとしては東関道の千葉北ICから降りて16号を北上すること30分程度。16号さえ混んでいなければ佐倉ICを利用するフィールドよりはアクセスしやすい印象だった。
全体的に丁寧な作りの雰囲気のあるフィールドで設備も充実、タクトレ施設も併設し、サバゲーだけでなく、トイガンレジャーのテーマパークやぁ!、といったコンセプトの総合施設になりそうなそんなフィールド。
でも東京ではなくて思いっきり千葉ですけどね...(^_^;。
東京サバゲパーク 公式サイト
住所:千葉県印西市草深字仲ノ側258番1他3筆
TEL:0476-48-5215
定休日:木曜日
営業時間:AM9:00~PM5:30(フィールド開門時間 AM8:30~PM6:00)
※2014/2/26現在、定例会の予定はこちらのGoogleカレンダーにて確認できます。
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