ブラックホーク・ダウンごっこ しませんか!? 結果報告

ブラックホーク・ダウンごっこ 結果報告

民兵リーダーであり、Gun道場代表のMAXI氏2011年10月1日、千葉県のサバイバルゲームフィールド「デザート ユニオン」にて「ブラックホーク・ダウンごっこ」を開催!!

当日の朝は受付もこのとおり、民兵リーダーであり、Gun道場代表のMAXI氏がAKS74Uを構えてチェックイン。

82名の参加者
今回集まった82名の参加者!! 概ねデルタ20人、レンジャー20人、民兵40人となり、ちょうどよい人数だった。
なかには大阪や愛知など関西・中部方面から参加したプレーヤーも!
※写真クリックで拡大します。

YASからあいさつ冒頭にYASからあいさつとMAXI氏からルールの説明。
本日の特別ルール、返事は米軍は「フーアッ!!」、民兵はソマリ語で"はい"を意味する「ハェー」で統一。
「よろしいですかっ?」「フーアッ!! & ハェー」みたいな感じ。

その他「みんなと同じ方向へ撃とう」とか、
「暗くなるまでには終わるので暗視ゴーグルは持って行かなくて良い」とか、
「弾が切れたら、"最後の1本だ大切に使え"と、仲間から1本だけ借りれる。」とか、
「オーバーキル禁止。米兵を引きずり倒したり脱がしたりするのは禁止。」とか、
「RPGを向けられた米軍は「RPG」と叫んで隠れる」などなど、小ネタルールを随所に盛り込む。

SATマガジンの面々も民兵チームこの日はSATマガジンの面々も民兵チームで参加!!
右から編集のテラさん、銃器写真家のトモさん、乙夜さん、漫画家のなかどくにひこさんのチームSAT。
11月27日発売のSATマガジン1月号にこの日の模様が掲載されるとのこと。チェックしなきゃ!!

ゲームメニューは10種類
ゲーム開始!! ゲームメニューは10種類を用意。通常のフラッグ戦から始まり、防御戦、移動戦、奪取戦、無線指示戦などさまざまなゲームを行った。

4名のメディックさらに米軍の特別ルールとしてチーム内に4名のメディックを決め、救護を行うことで、ヒット時には1回の復活が可能。
被弾箇所に包帯を巻いて復活こんな感じで包帯とはさみを持って、メディックがヒットした仲間の腕に包帯を巻いて復活。
包帯は一人のメディックにつき10人分用意され、計40名分の復活枠が設けられる。
チーム内の包帯が尽きればそれ以降ヒットされたプレーヤーはセフティゾーンへ戻る。
なお、民兵側は復活ポイントで10人チャージ復活となる。

映画さながらの死闘
第4ゲームの5ヤードレンジャーでは米軍がハートフラッグの防衛ラインを死守する防御戦。
映画さながらの死闘が繰り広げられた。

車をバリケードにデルタが射撃
スクラップとなった車をバリケードにデルタが射撃!! まさにあのシーンを展開。

建物の角から飛び出すレンジャー
建物の角から飛び出すレンジャー!! 視線の先にはテクニカルの荷台に搭載された50口径マシンガンが!?

グライムズ! グレネードランチャーグライムズ! グレネードランチャーだ。

そうそう、ミル挽きコーヒーを持参した方もいたなぁ。ハイパー道楽チームではインスタントのゴールド(コースト)ブレンドを皆さんに振る舞ってみました。

ソマリ民兵も雄叫びを上げる
ソマリ民兵も雄叫びを上げ盛り上がる!! 左のほうにホワイトベースの社長、伊藤さんも参加。

ヘリから落ちたシーンブラックバーンがヘリから落ちたシーンも再現。
エバーズマン「メンダウン!! 救護ヘリを!!」
スティール大尉「聞こえないっ!」

担架に乗せられ運び出されるブラックバーン
メディック!! 担架に乗せられ運び出されるブラックバーン。いろいろな小道具が用意されている。

シュガートがM14で狙撃シュガートがM14で狙撃。
迫り来る民兵を倒す
ダンダンダンッ!! 迫り来る民兵を倒す!!

休憩する民兵のみなさん
こちら休憩する民兵のみなさん。いやぁ、雰囲気出てますねぇ。

ドレッドヘアー民兵といっても皆さん思い思いの格好で見ていると楽しい。このドレッドヘアーの民兵プレーヤーはセフティゾーンで太鼓を叩いていた!!
AKを凄い形相で乱射
おおーっ!! 大迫力。大砲の陰からズザっと登場してAKを凄い形相で乱射!!

傑作ロケットランチャー「RPG-7」
世界の紛争地域で活躍する傑作ロケットランチャー「RPG-7」も登場!! 民兵の中に3名のRPG射撃手が混じる。
特別ルールでRPGを向けられた米軍は「RPG!!(アールピージーッ)」と大声で叫ばないといけないルール。

民兵のRPGシューター
完全に民兵のRPGシューター2名。

上空へ向けてRPGがおっと上空へ向けてRPGが!!
どうなる!?、スーパー61!!

AKの山
民兵が武装するAKの山。もうこんなにAK集まったの初めて見た!!

空に向かって銃を乱射
民兵圧倒的勝利のゲームでは民兵が砦の上から空に向かって銃を乱射。普通のサバゲーでは見られない光景。


民兵の女性がさわやかにフラッグゲット!!


コンテナをバリケードにデルタチームが戦う。


第3戦の拠点防衛戦では墜落したスーパー61地点をレンジャーチームの5名が守る。

レンジャー5名はヒットしかし、民兵チームとの距離が近く、ゲーム開始早々にレンジャー5名はヒット!!
全滅だ~!!

ユニオン名物のカレーお昼はユニオン名物のカレー。
このカレーはアイディード将軍のものだ
「このカレーはアイディード将軍のものだ!!」なーんて、休憩時間にも小ネタ満載。

田村装備開発(TTC)の田村教官
お昼休みを利用して田村装備開発(TTC)の田村教官、長田教官による戦技が催された。
田村氏は元警察特殊部隊、長田氏は陸上自衛隊特殊作戦軍の出身で参加者も本物の話に興味津々。

ダイナミックエントリーとカッティングパイ戦技は主に建物への突入方法ダイナミックエントリーとカッティングパイのレクチャー、コーナークリアの方法を実演、希望者によるお試しトレーニングも実施された。
田村氏と長田氏がソマリ民兵チームでもって、このTTCの田村氏と長田氏がソマリ民兵チームに入っているものだから、やたらと民兵が強い。
長田教官こちらが長田教官。
サバイバルゲームはほぼ初めてというお二人だが、その動きはもうまさにプロの動き。ポジション取りから遮蔽物ヘの隠れ方まで慣れたものだった。
戦う銃器写真家、トモさんおまけに午後からはチームSATの戦う銃器写真家、トモさんが加わり、ますます民兵が強くなった。

トゥオンブリーとネルソン
トゥオンブリーとネルソンのLMGコンビ。ネルソンの耳元でトォンブリーがM249ミニミを射撃。M60を撃つネルソンの耳が聞こえなくなる名シーンを再現。ミニミがparaなのはご愛敬。これは撮影タイムのひとコマ。

M16A2を使用するデルタ隊員M16A2を使用するデルタ隊員。
そんなシーンもありましたなぁ。

デザユニ戦車を活用した移動戦
もちろんデザユニ戦車を活用した移動戦も行った。クイーン方面にいる民兵を警戒しながら、キング前からスペード、ハートまで移動し、その後走ってパキスタンスタジアムまでいくという流れ。

ピラ軍曹がヒットああーっと!! ピラ軍曹がヒット!! ってデルタだけど....。

「誰か代わりに銃座に着けっ!!」

と言っても誰も銃座にはつかなかった...。

パキスタンスタジアムまで走って移動
そして迫り来る民兵の恐怖に怯えながらパキスタンスタジアムまで走って移動。

サンダーソン軍曹がM67手榴弾を投擲
おおっとWサンダーソン軍曹がM67手榴弾を投擲って、これもお昼の撮影タイムのひとコマ。

ゴードンとシュガート
ゴードンとシュガートによる連係プレー。

チームEDGEの皆様第7ゲームのスーパー61救出作戦では、はるばる大阪より参加いただいたチームEDGEの皆様が救出を待つデルタメンバーを担当。
片足ケンケンでクローバーまでこの救出戦ではレンジャーの救出を待って肩を組みながら片足ケンケンでクローバーまで戻らなければならないルール。
無線指示戦今回のゲームでもっとも人気が高かったのが、無線指示戦。セフティゾーンの高台から無線機による指示でチームが動かなくてはならなず、その指示の理不尽さを楽しむという映画のノリ。

実際にこんな感じで無線の応酬になった。

こちらスーパー64「こちらスーパー64、本部からの指示を待つ。待機せよ。」
「チョーク4へ。クイーンまで移動、砦を確保せよ。」
「こちらチョーク4、武装した民兵が見えます。発砲許可を。」
「こちらスーパー64、敵の攻撃がない限り、発砲は許可できない。」

こちらチョーク3「こちらチョーク3、敵からの攻撃を受けています。発砲許可を。」
「こちらスーパー64、本部経由なので指示が遅れる。」

「こちらキロ11、敵の激しい攻撃にされさせている。航空援護を。」
「こちらスーパー64、よく聞こえない。」

暗視ゴーグルを使え「チョーク4、暗くなってきた、暗視ゴーグルを使え。」
「おまえが持って行かなくていいって言ったんだろー!! www」

ネガティブ!!「こちらスーパー64、キロ22、キングまで移動しろ。」
「ネガティブ!! 敵が多くて無理だ。」
「こちらからはよく見えない。キングを確保せよ。」
「なら、見えるところまで移動しろっ!! ファーック!!」

メッカの方向へ祈りを捧げ始めるゲームの途中で民兵に祈りを捧げるように指示を出すと、民兵チームは一斉にメッカの方向へ祈りを捧げ始める。
その隙にレンジャー達を移動させる。

アイディード乙夜将軍
第10戦はクイーンに籠城する米軍全員 vs キング、スペード、ハート、クローバー、ダイヤに分散した民兵という構図。そして民兵の中にはアイディード将軍を1名米軍にわからないように選出する。米軍が将軍を倒せば米軍の勝ち。そして将軍役にはこの方、乙夜さんが選ばれた。まさかの女性将軍様。

映画「ブラックホーク・ダウン」好き

参加者は映画「ブラックホーク・ダウン」好きが集まっただけあってノリノリ。米軍側はもちろん民兵も顔を茶色く塗ったりしてそれぞれの演出を施していた。
今回ゲームをやってみて新鮮に感じたのはまず、マーカーなしでも敵味方の識別がすぐにできること。
また、フル装備の米軍は途中で息切れして疲れてくるが、対して軽装の民兵は最後まで走り回り、その機動力を生かした戦いで米軍を圧倒する場面が多かった。

シチュエーションの異なる10ゲームを用意したが、いくつか反省点もあったので、見直しや調整をすればもっと面白くなりそう。10ゲームのミッション完了後、エクストラで1ゲームを行った。みんなのリクエストが最も多かったのは無線指示戦。映画のように理不尽な無線指示どおりにしか行動できないのが面白かったようだ。



全体を通じて、皆さんに喜んでいただけたようで、もちろん私自身も存分に楽しめた。あまりにも楽しかったので、年に1回くらいは「ブラックホーク・ダウンごっこ」をやってもいいかな、なんて思った。
毎年この時期、ちょっと涼しくなった頃が一番プレーしやすそうだ。

参加者のみなさま、ゲームを盛り上げていただき、本当にありがとうございました!!
そして今回のゲーム運営に際してプロモートしていただいたGun道場のMAXIさん、取材協力頂いたSATマガジンさん、戦技を披露頂いた田村装備開発のみなさまにもお礼申し上げます。

それでは、またみんなで楽しく遊びましょう!! フーアッ!!

2011/10/02


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