グアム実弾射撃ツアー2009 パート5
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いよいよTORIでの射撃開始!!
まずは.45ACP弾を使用するコンパクトガバ、SFAのV10ウルトラコンパクト。
WAのV10を買ったばかりで非常に愛着があるんだよね。撃った感触はマグナポートから漏れる火炎もそれほど気にならず。リコイルは鋭い。ただ、自分の銃のホールドの悪さもあってジャムりやすく、したがって、これでCQBをするのは断念した。
つづいて、パラオーディナンスのP14-45。いわゆる
ハイキャパ。ボーマーサイトが付き、狙いやすく撃ちやすい。
そして.45ACPのYAS一押しであるSFAのXD45。その無骨なスタイリングもさることながら、.45とは思えないほどコントローラブル。スチールターゲットにバキンバキン当てることが出来た!!
デザートイーグル.50AE。やっぱりデザートイーグルは50口径だよねぇ。弾頭重量325グレインで銃口エネルギーは1,229 ft・lbfとオートマチックピストルとしては最大級のパワー。スライド右側面のセフティレバーがなくなっているが、アンビなので左で操作した。で、気になるリコイルはと言うと、ドカンと馬鹿でかい音を立てるものの、リコイルスプリングによって衝撃がある程度吸収されるので何とか撃てる。しかし、最初はビビってフリンチングしまくりで地面を撃つ事もしばしば。
.44マグナム弾を使用するS&W M629。初めて44マグナムを撃ったが、.357マグナムよりもさらに衝撃を感じる。一般的にオートよりリボルバーのほうがリコイルが強く、この感触はなんと言うか、キャッチボールで速球を手の平にパシーンとミスキャッチしたときのような痛さ。
ま、でも6発撃てなくはないし、片手でも撃つことができた。もう気分はダーティー・ハリー!!
同じく.44マグナム弾を使用するルガー スーパーブラックホーク 7.5インチ。スイングアウトはせず、右側のシリンダー後方から蓋を開けて弾を装填する。エジェクターロッドがなくなっていたので棒で排莢した。一般的にリボルバーのスクリューは衝撃で緩みやすく、エジェクターロッド固定用のスクリューとスプリングが射撃中に紛失したとのことだ。
ルガー スーパーレッドホーク 7.5インチ。454カスール弾という44マグナムより遥かに強力な弾薬を使用する。マズルエナジーは1800ft.lbfはある。リコイルは強烈でもう掌が痛ぁい!! もうこれは5発と撃てない。むぅ、猛烈だ。
9mmルガー弾を使用するCZ75B。グリップしやすく撃ちやすい。でもあまり印象が無く。ナンだろう、あまり思い入れがないからかな。KSCのガスガンでも買ってみようか。
定番のベレッタ92F。今回のツアーでベレッタがとても撃ちやすく感じ好きになった。TORIにはブリガディアのエリートがあったので迷わず選択。非常にコントロールしやすくて気に入った。
H&K USP。これも9mmルガー弾を使用する。ハーフシルバーモデルが綺麗。ただ、今回2丁ほどUSPを撃ってみたが、グリップが大きくてあまり自分には合わないと感じた。アラレはとても気にっていたので個人差があるのだろう。
グロック19。9mmルガー弾を使用するグロック17のコンパクトバージョン。撃ちやすいと思っていたグロックだが、なぜか今回はあまり良く思わなかった。トリガーセフティが気になってしまい、狙いに集中できないというか。でもそれ以外は撃ちやすい銃だと思う。
昨日のGOSRに引き続き、またしても
ワルサーPPK/S。こちらは.32ACP仕様。
今回9mmルガーより小さい弾を撃ってみたく、.380ACPと.32ACPで撃ち比べてみた。しかしレンジマスターのフランクが「タイトグリップ!!」と言うように、キツくホールドしないとすぐにジャミングしてしまう。どうも自分の左手のホールドが甘いようだ。また、スライド後退時に親指付け根のグローブに当たってしまうのも難点。何度撃ってもジャムり、これが実戦だったら恐ろしいことに、と思ったりした。小さい銃はテクニックを要するようだ。
SIG P226。日本でも人気のハンドガンだが、やっぱり実銃も撃ちやすくて扱いやすい。デコッキングレバーが左側面についているのでハンマーを落とすのも楽。ダブルアクションで撃っても良く当たった。
今回SIGはフルサイズP226と、コンパクトのP228をチョイスした。実は今回CQBで右手にP226、左手にP228という贅沢な二丁拳銃で走りながらバカスカ撃ってみた。イヤァ、楽しい。
TORI ハンドガン射撃ムービー
定番の
M4カービン。.223レミントンのライフル弾を使用する。やはり撃ちやすくて良い。
CQBで走りながら撃ったり、ニーリングやプローンで撃ったりと様々な撃ち方を試してみた。
もうひとつ.223を使用する
M16A2も撃ってみた。これを撃っていたときに風がまって発射ガスをもろに吸ってしまった。有毒な成分が含まれているので、気分が悪くなり、頭が痛くなった。戦場で新兵がなったりするやつだ。
ミッチーの所有する
電動ガンがUZIなので、本物のUZIも撃っておこうということにした。セミオートなので、クローズドボルトになっている。チャージングレバーの引きがとても固く、初弾をローディングするのにも苦労した。撃ち味はビヨーンと重いボルトがゆっくり前後する感じでフルオートだったら当たらないんだろうなと思う。
.223を使用するH&K G93。Hk33の民製版だ。撃った感触は、重いボルトが長いストロークで前後するゆったりとした感じ。これならばM4のほうが断然撃ちやすい。
TORI SMG・ライフル射撃ムービー
レミントンM870 ショットガン。
12番ゲージのバードショットを10発ほど撃った。スタンディングと腰だめで撃ってみたが、リコイルは強く、肩が痛くなる。
バレル下のチューブマガジンには弾を6発装填できる。
実際に弾をローディングしたが「スィッ、カチャ」と音を立ててケースが吸い込まれるサウンドがたまらない。
こちらはM1カービン。.30カービン弾を使用する。コンパクトで持った重量感は非常に軽い。反動は少なく、撃ちやすく感じた。ただ反動が少ない分、ストックの片付けが甘くなりがちで、ジャムが多発した。
撃った弾各種。
黒いトレイの上の列に5発並んでいるのが.454カスール。
その下の25発が.44マグナム弾で、トレイに刺さらずに箱の隅に転がっているのがデザートイーグル用の.50AE弾。
赤いのはショットガン用の弾だ。
これは.45ACP。Blazerというブランドのもので、カートリッジがシルバーのアルミ製。真鍮製のものと違って、リロード不可能な薬莢だ。
こちらは.32ACP。73グレインのフルメタルジャケット弾。Lellier&Bellotというブランド。
レンジマスターのフランク。
彼はコンシールドライセンスを持っており、常に銃を携帯している。もちろんホテルに迎えに来たときも。
彼の愛銃はグロック17で、マガジンにはソフトターゲットに効果のあるホローポイントがロードされている。
持ち込んだスイカをデザートイーグル.50AEで撃ってみる。
ドラム缶の上に設置し、数メートルの至近距離でスイカ中央に弾が当たった瞬間、ターンっとスイカが爆発、一瞬視界が真っ赤になり、その後スイカはドラム缶の上から消えた。
オーイエッ!! とフランクが歓声をあげる。
このパワー! すさまじい!!
ぷーんとあたり一面にスイカの爽やかな香りが広がる。
続いて45ACP、.223、9mm、ショットガンなどでも撃ってみた。
二つ目のスイカはXD45を使用して.45ACP弾を撃ち込んだ。爆発するかと思いきや以外にも地味に弾が抜ける。
このスイカにさらにフランクからもらった9mmのホローポイント弾を撃ちこむ。その後二つに割れたスイカにさらにM870ショットガンでバードショットを撃ち込む。
三つ目のスイカはM4カービンで.223を撃ち込む。そして9mルガーを5発ほど撃ち込んでスイカは粉々になった。
もちろんこの後スイカはスタッフで美味しくいただきました。
TORI スイカターゲット射撃ムービー
あと、グアムプラザ1階のお土産物屋で$6くらいで売っていたアメリカのナンバープレートを的にしてみた。
写真は.32ACPで撃った弾痕。
さてさて、スイカの余興も終わり、ある程度の射撃を行ったら、フランクがCQBの準備を始めた。
古タイヤの上にマンターゲットを10枚並べ、1から10まで順に撃っていくというもの。また、4つのターゲットには人質のシルエットがあり、それを撃ってはいけないというルール。
手前にスタートのパイロンがあり、中央のパイロンまで動きながら射撃する!! 一気にボルテージが高まる!!
まずは、ハンドガンでシングルタップ。マガジンには10発の弾を入れ、1つのターゲットに1発づつ撃つ。
各ターゲットまでは近ければ3m、遠いので10mくらい。
エアガンならば外すはずかない距離だが、もう実弾の緊張感で当たらないし、ホステージは撃っちゃうし。
この後ハンドガンでのダブルタップ。マガジン2本で各10発づつ。途中でマガジンチェンジする。もうアタフタ。焦る。
が、やけに楽しい。
さらに、M4カービンとグロック19をキャリーしての2ガンキャリーCQBにトライ。
プレートキャリアまで着込んじゃって、もう、ぱっと見、これからサバゲーかって言う格好なのだが...。
装備類はすべて日本から持ち込んだもの。腰周りにはガンベルトにダンプポーチやマガジンポーチを取り付けてある。
もちろんホルスター類は無料レンタルもできるのだが、やはり自分の気に入った装備を使いたい。
マガジンポーチには9mm実弾が装弾されたグロック19のマガジンが。
そしてプレートキャリアにはM4マガジンポーチ。その中には電動ガンのマガジンではなくて、実銃のM4マガジンを2本入れてある。
うぁちゃー、リアルだ。
そして腰にはブラックホークのCQCシェルパホルスターに納められたグロック19。
チャンバーには実弾をローディングしている。
ぐはっ。実弾をローディングしたハンドガンを腰に吊るしている俺って。
しかもグロックはマニュアルセフティがないので、トリガーを引けばそのまま発射。
ちょっと怖いなぁ。
TORI CQBトレーニング ムービー
結局この日、レンジの時間いっぱい17:30まで撃ち続けてしまった。
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2009/02/07
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