2012年7月1日に東京都浜松町にある都立貿易産業センター 浜松町館で開催されたミリタリー販売イベントのビクトリーショーのぶらり一人歩きレビュー。
ビクトリーショーって毎回コスプレテーマがあるんだよね。扉の写真にもある様に今回のテーマはベトナム戦。
そんなテーマにぴったりの新商品がTOPジャパンから発表された。
ついに排莢式電動ガンシリーズのM16 EBBが、2012年9月に発売予定。
ベトナム初期モデルをリアルに再現。
これは必見!!
まだ試作品なので塗装されておらずアルミレシーバーの地が出ているが、、全体のスタイルはこんな感じ。
スチール製の20連マガジン装備、ボルトフォアードアシストノブ付き。ただしノブの形状は一般的なL型になるそう。カートリッジディフレクター、ダストカバー下やマガジンキャッチ周りのリブもない、つるんとしたレシーバーが新鮮。形状的にはM602にボルトフォアードが付いた様な感じ。XM16E1よりも以前のレシーバーだ。
フラッシュハイダーは3プロングのチューリップタイプ。
アウターバレルもA2よりも細い。
ハンドガードは断面三角タイプ。
内部に放熱板も再現されていた。
グリップもフィンガーチャンネルのない初期型グリップ。
内部にモーターが入るせいもあって、前面がかなり角張った印象。
固定式のキャリングハンドル、A1系のリアサイト。
バットプレートはゴム製。
コンパートメントキット用の蓋もない初期型タイプ。スリングフックが固定だが、出来れば可変式の初期型が良かったなぁ。
さてさて、お隣のハートフォードブースではいよいよボーチャードピストルの完成が近づいている。
美しくブルーイングされたHW素材のフレーム、そして亜鉛ダイキャストの金属パーツはヒートブルーに仕上がり、とてつもない存在感を放っている。手にした瞬間の高級感というか所有感は抜群。
トグルを後方にちょっと引き、そのまま後ろ上方へ引き上げてコッキング。
ダミーカートがジャコンとイジェクトされる。くぅぅ、渋い。
ホールドオープンの機能が無いので、別売のホールド用木製ダミーマガジンを差し込んでトグルを固定した状態。
別売の木製ストック。
ハートフォード ボーチャードピストルの仕様表。
おっと! この特徴的な後頭部はCAWの社長さんですね。
わわわ!
コルト ウッズマンのモデルガンが進行中!!
基本MGC版の設計とのことだが、新規パーツも盛り込んでいるとのこと。
5mmキャップで発火ブローバック型のモデルガン。
そしてCAWでもボーチャードピストルを開発中。このモックアップにはグリップとマガジンは実物が取り付けられていた。ボーチャードピストルは秋くらいに4万円程度で発売予定。ウッズマンは2万円程度で夏くらいには発売しそうな雰囲気だった。
モデルワークスグレネードではなんとパパ南部の無可動モデルガンが販売されていた。
価格は19,800円。
実物から型取りしたものを、さらに調製してモデルアップされたとか。
素材はプラなので軽い。
グレネードはもともとはガレージキットのショップなのだが、パパ南部とはこれまた渋い。
パパ南部は、南部式大型拳銃を日本海軍が陸式拳銃として導入したもの。1902年に南部麒次郎によって開発された日本初のオートマチックピストル。弾薬は8mm南部。
ちなみにグアムで撃った実銃のパパ南部がこちら。南部陸式拳銃とも呼ばれる。
上部の排莢口のモールドもバッチリ。
旧軍ファンにはたまらないモデルだ。
グレネードブースにはこんな素敵なグリップも販売されていた。
東京マルイではガスブロのMP7A1、M9A1、6月28日に発売したばかりのハイサイクル電動PS90HCを展示。
発売日は今のところまだ決定していない様でどちらも夏発売予定。M9A1、MP7A1の順に発売される。
会場でみつけた素敵な銃達をご紹介。
美しくブルーイングされたCAW コルト32オートと、マルシンのS&W モデル2アーミー。
エルベ・ヴェルケのブースに展示されていたアストラ M1921。スペインの軍用ピストルで9mmx23 Largoという弾薬を使用する。
以前も紹介したことがある、十一年式軽機関銃の無可動実銃。1922年(大正11年)に日本陸軍に制式採用された日本最初のLMG(=軽機関銃)。
東京マルイのショットガン、ベネリM3ベースのカスタムガン。
おばたぬきブースの手作りのモデルガン達。奥から、ブローニングM2重機関銃(米)、三年式機関銃(日)、MAT モデル1949(仏)、MP18(独)。まるで博物館の様だ。
バーストヘッドのブースではウピウピ隊のみなさんがおそろい!! 相変わらずウピウピしてて元気ですね~。
SATマガジンブースでは編集テラさんと乙夜さん!!
ミニ団扇もらっちゃったー!!
SATブースにはTUFFブロダクツの新商品、EPベルトが!! 以前のバージョンに比べてちょっと細くなって、柔らかくなってる。
このベルト1度使うと便利すぎて他のベルトに替える気がなきないくらい。タクティカルパンツには必須のベルト。もちろんYASも使ってます。
コンバットマガジンブースでは新刊8月号やモノマガジン、サープラスブックのMOOKなども。
SDTワークスのブースでは代表の柏木氏と、ふりーだむあらいあんすの軍神☆みやじまさん。
SDTワークスのタクトレの模様はこちらからどうぞ。
ゲンブンマガジンの小林源文先生!!
新刊のハッピータイガーとDROP!を持ってパチリ!!
クロスロードのブースで見かけた携帯型のソーラーパネル。米パワーフィルム社のソーラーパネルを使用している。プラスチックにアモルファスシリコンの塗膜を重ね柔軟性を持つのが特徴。
単3エネループ4本に充電するタイプと、2本+USB出力を備えた2種類があった。
松栄ブースで7.92x33mmクルツ弾のダミーカートを買っちゃった~!!
シールズのオススメのコスタ風焼き色付きのフラッシュハイダー。焼き色が綺麗だなぁ。5,500円。
先日紹介した佐川電子のブースで見かけたFET。こんなちっちゃいの!?
エイトボール商会でつみけたIEDタイプの腕時計ホルダー。相変わらずのリアリティー。
エイトボール商会のマスコットキャラも毎回過激にグレードアップしてる。
まあとにかく紹介しきれないほどのミリタリーグッズの数々。会場内は多くの人で賑わっていた。
ぜひ皆さんも一度足を運んでみては。次回は2012年9月2日を予定している。
サムズミリタリ屋 ビクトリーショー オフィシャルサイト