電磁コイルで発火をコントロールするFD MUNITIONS L5 Civilian

ラスベガスで開催中の銃器トレードショー、SHOT SHOW 2018に来ています。

SHOT SHOWに来るとどうしてもド変態銃図鑑のネタを探してしまう癖がつきました(笑)。
今回面白い銃が展示されていたのでさっそく紹介します。

FD MUNITIONSというメーカーのL5 Civilianというモデル。


全体からして独特の雰囲気を醸し出しています。


レシーバー側面には電気コイルが露出しています。これは内部に電磁コイルで駆動するストライカーがあります。


レシーバー反対側にも2本のコイルがあり合計で5本の電磁式ストライカーが内蔵されています。
バッテリーはストック内にセットされています。


コイル内部はこんな感じ。実際には銀色のウエイトがスプリングの力も借りて前進し、レシーバー内のストライカーを押す仕組み。


この金属製のカートリッジに弾頭と火薬、プライマーをセットします。


カートリッジのカットモデル。これはミルスペックモデルL4の4連カートで、弾頭は55グレインの5.56mm弾を使用します。
民間のL5は.22マグナムの弾頭とのこと。


側面に飛び出たボックスマガジンにカートリッジを最大7つセットできます。

つまり装弾数は35発!

バッテリーは1チャージで15000発撃てるそう。


バレルは縦に長くて5つの穴があるマルチボアバレルとなっています。


カートリッジは右から押し込んでセット。
セミオートで一発ずつ撃つこともできるし、フルオートでは毎分3000発の高回転で撃てます。
さらには「5発同時発射」もできるというとんでもない銃です。

電磁式ストライカーという発想がスゴいですよね。

公式サイトはこちら
https://www.fdmunitions.com/

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