ピストル弾薬事典 床井雅美著

マニアック過ぎる事典が2016/1/7に発売されます!!

その名も「ピストル弾薬事典」。

拳銃弾薬270種を収録した世界唯一の弾薬事典です。

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本書は『オールカラー最新軍用事典』(2013年刊行)、『現代ピストル』(2015年2月)に続く第3弾です。

これまでの本に匹敵するボリュームで、A5判388ページの大著です。本企画は、著者の床井さんが長年温めていたもので、ようやく実現し、将来はライフル弾薬辞典も計画されているのだそうです。ページをめくると巻頭には弾薬の歴史及び構造の詳しい解説が入り、これだけでも貴重な資料です。

銃器ファンは日本に限らず、銃砲に目が行き、弾薬が注目されることはなかなかありませんが、銃の性能を左右するのは、弾薬であることは間違いありません。なかには弾薬が先にあって、銃が開発されるケースも多々あります。本書は、弾薬の解説のみならず、使用するピストルについても写真入りで解説が付されています。弾薬を扱う本は世界でも珍しく、まさに本書は世界初のオールカラーの拳銃弾薬辞典です。

いずれにして、これだけの数の弾薬を自ら取材し、側面及び底面の写真を撮影されたことに頭が下がります。銃器ファンだけでなく、報道関係者、ライター、小説家等々手元に常備しておきたい貴重な資料ですね。

 

 

床井雅美(とこい・まさみ)
1946年、東京生まれ。デュッセルドルフ(ドイツ)と東京に事務所を持ち、軍用兵器の取材を長年つづける。
とくに陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。ワシントンにある小火器国際研究所(IRSAIS)常任アドバイザーなど歴任。
主な著書に『オールカラー最新軍用銃事典』『第2次大戦歩兵小火器(訳書)』『メカブックス現代ピストル』(並木書房)、『世界の小火器』(ゴマ書房)、『M16ライフルファミリー』『AK47ファミリー』(大日本絵画)、『アンダーグラウンド・ウェポン』(日本出版社)、ピクトリアルIDシリーズ『最新ピストル図鑑』『ベレッタ・ストーリー』『最新サブ・マシンガン図鑑』『最新マシンガン図鑑』(徳間文庫)など多数ある。

  • 大型本: 388ページ
  • 出版社: 並木書房 (2016/1/7)
  • 言語: 日本語
  • 価格: 3,900円+税