さて、今回もGunsmithバトン アキバ店よりお届け。
今回はかつてモデルガンに使用していた平玉火薬というものです。
店長さんがネタでみせてくれた昔の火薬です。
いまとなっては売ってないみたいですね。
モデルガンというと今でこそキャップ火薬ですが、キャップ火薬が登場する1979年以前に使用されていたものです。
1979年以降も、キャップ火薬では動作しにくい長物のブローバックモデルガンに使用されていたそうです。
平玉火薬、紙火薬とも言います。パッケージは定番のウエスタンですね。
パッケージに入っているシート状の火薬です。切れ目が付いていて千切れるようになっています。
モデルガンに使用する場合はこの盛り上がった部分だけをシートから剥がすようにほぐして使用します。
平玉火薬は1発撃つとカートが真っ黒けになったそうです。掃除が大変そうですね。
1シートには50粒の火薬が付いています。まるで切手のようですが1つの火薬玉は小さく4ミリ程度です。
パッケージの裏面には4.5mm以下と規格されています。
ブローバックモデルガンを快調に作動させるためには何粒カートに詰めるといった、経験が必要だったようです。
裏面には”ちゅういがき”が書いてあります。
1.ほぐして火薬を集めないこと。 うーん、しょっぱなから注意を守っていない気もします…。
製造は山本火工品製造株式会社となっています。
私の世代だと紙火薬はやはりコレ。巻玉タイプですね。
最近の子供はこんなおもちゃで遊ぶんでしょうかね?
危ないからって禁止されていたりして。