東京マルイ ガスガン ハイキャパ エクストリーム スペック & 初速データ | |||||||||||||||||||||
ハイキャパ エクストリーム射撃動画 |
パーツリスト |
まずはパッケージ。
GAS FULLAUTOと大きく書かれており、ハイキャパエクストリームという名称はほんの小さくしか表記がない。
ガスフルオート第一弾ということで、それを目立たせたかったのだろう。
最近のマルイにしては珍しく白い発泡スチロールの梱包。
本体、マガジン、保護キャップ、クリーニングロッド、BB弾少々が付属。
右側面にはXTREMEの筆記体ロゴがある。
セイバートゥースと呼ばれる曲線を用いた鱗のような独特のセレーションが美しい。
基本的な形状はハイキャパ4.3をそのものであり、リアサイトやハンマーも例外ではない。
ただし、リングタイプのハンマー、ショートテールのグリップセフティ、シングルサイドのサムセフティ、スライドストップはシルバーメッキが施され、ブラックとクロームステンレスフィニッシュのコントラストが美しい。
ハンマーの動作。左はハンマーダウンの状態。中央は2段目のハーフコック。この状態からでもトリガーを引くとハンマーが落ち射撃が始まる。左はフルコック状態。ハーフコックはマガジンを挿入すると2段階あり、従来のハイキャパ同様に1段目のハーフコックではトリガーを引いてもハンマーは落ちない。
フロントサイトもハイキャパ4.3と同様。
ホワイトドットで狙いやすい。
.45ACPを叩き出す迫力のマズルフェイス。
アウターバレルだけでなく、リコイルスプリングガイドとリコイルスプリングプラグもシルバーメッキが施されている。
チャンバーには.45ACPの刻印。
高回転のフルオートを実現するためにスライドストロークは短くなった。スライドを引いてもこの位置までしか後退しない。したがって、弾が切れてもホールドオープンせずにブローバックし続ける。気温などにも影響するだろうが、最大で1秒間に25発のフルオート射撃ができるという。
ダストカバーには各種ライトモジュールを装着可能なアンダーレールを装備するのもハイキャパ4.3同様。アンダーレール部分はシャーシと一体になっており、素材は亜鉛ダイキャスト製で強度は十分。
グリップフレームはプラ製で、ハイキャパシリーズ同様。トリガーもプラ製ながらキレのよい感触だ。
グリップパネルはフレームと一体で交換することは出来ない。
グリップ底部にはランヤードリングがある。
大きくカットされたマグウェルでマガジンチェンジも素早くおこないやすい。
スライドストップを取り外すとスライドを前方に引き抜くことが出来る。従来同様に可変ホップアップ調整のダイヤルは矢印の位置。リコイルスプリングにセットされたリコイルバッファーがショートストローク化に寄与している。
マガジンはハイキャパ5.1と同様のもの。
6mmBB弾を31発装填できる。大容量かつハイキャパシティ。
素材は亜鉛ダイキャストで重量感がある。
マガジンは4.3のショートタイプとも互換性がある。
実測での総重量は870g。
実射ではブァララララッと非常に高回転のサウンドを響かせてBB弾がブワーっと吐き出されていく。初速はハイキャパ4.3や5.1と比べて落ちており、最高、最低初速にも開きがあり、フルオートだということもあってグルーピングはそこそこバラける。ただし、弾幕を張りたいシチュエーションや、両手に二丁拳銃でリベリオンよろしく近距離でのアタッカー使用であればゲームでも十分戦力になるだろう。
東京マルイのガス・ブローバック・フルオート・シリーズ第1弾ということで今後のモデルアップが気になるところ。グロック18CやM93Rなどのマシンピストルから、イングラムM11、MP7A1などのコンパクトサブマシンガンも面白いだろうし、最終的にはM4A1カービンといったバリエーション展開を期待する。もちろんセミ・フルの切り替え機能は備えてもらいたい。ガスブロ・フルオートには電動ガンにはない魅力があるのは確かだ。
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