東京マルイ ガスガン グロック26 スペック
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東京マルイ ガスガン グロック26 弾速データ
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東京マルイのグロック26は2000年11月に発売されたマルイのガスブローバックガンとしては初期の製品だ。
だが、発売された当初からこのコンパクトなサイズからは想像が付かないほどの作動性、パワー、命中精度を兼ね備えているとクチコミで広まった。
パッケージは私服刑事やシークレットサービスを意識したデザイン。
コンパクトにまとまったパッケージ内容。
本体、マガジン、クリーニングロッド、保護キャップ、フラットマガジンプレート、BB弾少々、取扱説明書が同梱される。
スライド前面の角を取った形状は角ばった印象のグロックシリーズの中で柔らか味のあるデザインを生んでいる。スライドを引くとバレルは実銃同様にティルトするバレルロッキング構造を再現している。
リアサイトは別パーツの亜鉛ダイキャスト製。フロントサイトはプラ製だが別パーツとなっている。いずれも窪みに視認性の高いホワイトドットが入っており、サイティングしやすい。ポリマーフレーム右サイドのMADE IN JAPAN、TOKYO MARUI CO.,LTD.の刻印は雰囲気が壊れるので何とかしてもらいたいところ。
マガジン装弾数は6mmBB弾15発。
亜鉛ダイキャスト製で、放熱効果に優れている。マガジンフォロアーを引きながらプラ製のリップ部分から1発づつBB弾を装填する。
実銃グロックのプラスチックコーティングマガジンの質感をうまく再現しており、背面には10発までの残弾確認孔がモールドされている。
握ると若干グリップが太く感じるが、フィンガーレスト付のマガジンバンパーは亜鉛ダイキャスト製で握り心地は良い。
実銃では9mm×19弾を10発装填できる。
射撃シーンムービー
フラットマガジンプレートが付属する。
握りやすさは犠牲になるが、非常にコンパクトになり、さらにコンシールド性が高まる。
このコンパクトさがたまらないっ!!
同社ガスブローバックガン、グロック17のマガジンがそのまま使用できる。装弾数が25発に増えるだけでなく、ガス容量も増加するので連射時の初速が安定する。
このロングマガジンを使用してグロック17と撃ち比べてみるとブローバックの感触はわずかにG17が重く感じるが、ほとんど同じと言っていい程度の差だった。
マガジンを抜いてコッキングし、スライドロックレバーを押し下げるとスライドが前方に取り外せる。
インナーフレームは亜鉛ダイキャスト製のフロントシャーシとリアシャーシのレールでスライドが保持される。
スライド内のチャンバー付近にホップアップ調節ダイヤルがあり、工具なしで調節できる。
リコイルスプリングは二重になっている。
フロント下部のシリアルナンバープレートをスライドさせるとトリガーがロックされる、実銃には無い独自のマニュアルセフティ機構。
同社グロック17ガスガンとの比較。
いかにグロック26がコンパクトかがわかる。
各社コンパクトキャリーピストルの比較。
上からKSC H&K USP COMPACT
東京マルイ グロック26
マルゼン ワルサーPPK/S
9mm×19弾を使用するピストルとしては格段に小さい。
USPコンパクトに比べてもG26は小さい。9mmショートを使用するPPK/Sと比べても遜色ないくらいにコンパクトだ。
三つの中では厚さは中間。
G26は突起の少ないフォルムなので扱いやすそうだ。
ブローバックの感触はこの中ではKSCのUSPコンパクトが一番重いが、軽量なスライドから軽快に素早く作動するグロック26の感触も捨てがたい。また、G26は作動音も大きく撃っていて楽しい。
ブラックホークのCQC SERPAホルスターにはGlock26用で問題なく入るようだ。
ちなみに、Glock20/21用にもすんなり入ったが、ややガタつき、Glock17/22用だとややキツい。やはり26用を買おう。
実測での重量は577g。
実銃は560g、フルロードすると740g。
映画ではブルース・ウィリス主演の映画「ホステージ」でG17とG26が登場する。
マルイのグロック26の実射性能は非常によく、ふわーっと適度なホップアップ弾道を描きながらフラットに飛んでいく。また、連射してガス圧が若干落ちてもホップがかかっているため弾道は素直なままだ。作動性からすると気温が20度程度の場合、連射していると徐々に圧が落ちていくのがわかる。グロック17のロングマガジンを使用すればある程度は安定するのでゲームではロングマガジンを使用しても良い。
いずれにしてもこのサイズでの安定感、命中精度はなかなかなので、特に夏場はバックアップガンとして普段はサイドアームを使用しないユーザーもタクティカルベストにお守り代わりに差しておくっていうのも良いかもしれない。
あなたの「小さくて獰猛なパートナー」となることだろう。